外壁塗装の下地調整差は仕上げに出る!外壁下地調整の重要性や方法を理解しよう

お役立ち情報

外壁塗装下地調整差は仕上げに出る!外壁下地調整の重要性や方法を理解しようアイキャッチ

外壁が老朽化してひび割れや欠けがあるけど、塗装工事に影響は無いのかな?それとも外壁塗装工事前に補修するのだろうか…

このように悩んでいませんか?

外壁塗装は塗料塗布前に必ず下地調整や補修を行います。

下地調整をやらないと塗装後の塗料が短期間で剥離したり、割れをおこす場合がありますが、外壁塗装業者の中には下地処理を十分行わず塗装してしまう会社があるのも事実です。

外壁の仕上がりに差が出てしまうのは「下地調整・処理」が大きく関わってきますので覚えておいてくださいね。

そこで今回の記事では「外壁塗装下地調整」についてお話しします。また、外壁下地調整や処理の具体的な方法も解説しますので、どうぞ最後までお読みください。

外壁塗装下地調整とは

下地調整とは不陸を平にする処理や破損、ひび割れ部分を補修し凸凹を直すことです。

外壁における下地調整は、外壁材劣化部分を補修することやサッシ面と外壁の取り合いの隙間を直すなど、新規塗料を問題なく塗布するための下処理を言います。

【外壁下地調整内容】
高圧洗浄による汚れ落とし
シーリング材による不陸調整や補修
外壁材の状況により一部張り替え

外壁塗料は汚れが付着していると十分密着せず、早期剥離するため高圧洗浄による汚れ落としはとても重要です。

年経過による劣化や環境により割れや欠損を生じた外壁材は、シーリング材で補修し外壁塗装工事をします。

また、シーリング材で補修しきれないほどの外壁材の欠損に対しては、一部張り替えの上、外壁塗装を行います。

外壁塗装下地処理とは外壁塗装後、建物の安全と外観の美しさを保つための重要な作業なのです。

外壁塗装下地処理方法

外壁塗装下地処理方法は主にシーリング材の充填で実施しますが、劣化による影響が大きい箇所においては外壁の一部張り替えが必要になることもあります。

【外壁塗装下地処理が必要なケース】
ヘアークラック(細いひび割れ)
大きいひび割れ
割れによる外壁の凹凸

ヘアークラックはシーリング材を刷り込み充填することで補修できます。

また、ヘアークラックの幅が0.1mm以下であれば塗料での対応が可能な場合がありますので、外壁塗装業者に質問してみるのも良いでしょう。

外壁の大きいひび割れや外壁の凹凸に関しては該当付近を削り、キレイな状態にします(Uカットと言います)。

削った箇所にプライマー(接着剤)を刷毛塗りしてからシーリングを充填し、外壁塗装下地処理完了です。

外壁は塗装してしまうと補修が困難になりますので、外壁塗装工事前の下地調整はとても大切な工事なのです。

外壁塗装下地調整により塗装に差が出る理由

外壁塗装の塗膜は薄いため、下地調整により大きな差がでます。

外観上の問題もそうですが、下地調整作業のひとつ、高圧洗浄による汚れ落としを十分に行わなかった場合、短期間で新規塗料が剥離してしまいます。

また、ひび割れや欠損を処理しないまま塗装すると塗膜が剥がれた段階で雨水が外壁内に侵入し、大規模な補修工事が必要になることも考えられるため注意が必要です。

外壁塗装下地調整により、塗装の外観や外壁材の耐久性に大きな差が生まれるわけです。

同時期に外壁塗装した建物の劣化程度や外観に変化の違いが出てしまうのは、外壁塗装下地による違いが如実に表れている証拠と言えるでしょう。

外壁塗装下地調整の大切さ

外壁塗装下地調整はある意味、塗装工事よりも大切と言えるでしょう。

塗装工事は既存外壁に塗料を塗布するだけですので、それだけで外壁の耐久性が向上するものではありません。

外壁の下地調整をしっかり行うことで、次回塗装時期まで外壁を外部要因から守ることができるのです。

外壁塗装工事の工事期間は10日~2週間ほどですが、下地調整に2~3日必要です(劣化状態により前後します)。

足場工事後、すぐにでも塗装工程に移行する外壁塗装業者の場合、下地調整を十分に行っていないことが考えられるため注意が必要です。

外壁塗装下地調整の有無で優良塗装業者を選ぼう

外壁塗装業者の中には、お客様が素人ということを逆手に取り、外壁下地処理を行わないか、もしくは適当に作業してしまう会社もあります。一度塗装してしまえば下地調整必要箇所はわからなくなってしまいますからね。

外壁塗装下地調整により外観や建物の耐久性に大きな違いが現れます。外壁塗装業者からの見積もり項目に「外壁下地調整」の項目が無いのであれば、詳細な説明をしてもらい納得してからの工事着手をおすすめします。

外壁塗装工事前、自宅建物の外壁のひび割れや欠損、膨れなどの違和感を発見したら画像に収め、対処方法をあらかじめ外壁塗装業者に聞いておくのも良いでしょう

外壁塗装下地調整を十分に行う会社であれば「優良塗装業者」である確率は高くなりますので、外壁塗装下地処理の有無は必ず確認しておいてくださいね。

外壁塗装工事について疑問点や不明点がありましたら遠慮なく当社へご相談ください!

 

■ 外壁塗装・屋根塗装の匠美
ご相談・お問い合わせフォームはこちら ⇒

関連記事