【外壁リフォーム】窓と外壁シーリング工事の重要性

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【外壁リフォーム】窓と外壁シーリング工事の重要性のアイキャッチ

「外壁と外壁の間にあるゴムみたいなものがひび割れているけど、問題ない?所々穴も開いているので心配…」

このようにお悩みではありませんか?

外壁と外壁をつなぐ、ジョイント部分にある材料はシーリングと言います。

シーリング材は外壁材同士の緩衝を防いだり、接着としての機能を持ちとても重要な役割を果たしています。

しかし、施工後10年以降、劣化が進みひび割れや剥離、穴が開いてしまうこともあるため定期的なメンテナンスが必要なのです。

そこで今回は、窓や外壁にあるシーリング材の重要性についてお話しします。また、工事方法も解説しますので、どうぞ最後までお読みください。

 

窓・外壁シーリングの役割

外壁塗装をする際、シーリング工事を行うことが一般的ですが、なぜシーリングも工事する必要があるのか、疑問に思っていることでしょう。

シーリング材は外壁同士をつなぎ合わせる外壁シーリングと窓周りのシーリングの2ヶ所で工事をします。

【外壁シーリングの役割】

外壁材にかかる荷重、衝撃を緩和する役目があります。

例えば地震や大きな揺れに対し、外壁にシーリングが無い場合、外壁材同士が干渉し傷がついたり破損してしまいます。

シーリング材があることで、揺れを吸収し外壁材への影響を最小限に抑えているのです。

【窓シーリングの役割】

窓のシーリングは、窓周りから雨の侵入を抑え、雨漏りを防止する役割を持っています。

建物には窓が必要ですが窓枠を設置する際、窓周りに隙間ができてしまいます。

隙間には防水シートを貼りますが、それでは不十分なためシーリングの充填が必要なのです。

シーリング材は外壁、窓、それぞれ役割が異なりますが、建物を長持ちさせるためには必要であり、定期的なメンテナンスも大切であることを覚えておきましょう。

 

外壁シーリング工事方法

外壁シーリング工事方法は「やり替え」になります。

【外壁シーリング工事方法】
1. 足場工事
2. 既存シーリング材撤去
3. 目地周り部分養生(シーリング充填箇所)
4. プライマー塗布(接着剤)
5. シーリング材充填
6. 足場撤去

シーリングやり替えの場合、足場工事が必要になります。

外壁全体のシーリングやり替え費用は40万円~50万円必要になり、単独工事の場合、足場工事が重複することにより費用が割高になってしまうため、合わせて外壁塗装工事の計画をおすすめします。

 

窓シーリング工事方法

窓シーリング工事方法は「増し打ち」となります。

【窓シーリング工事方法】
1. 窓周り養生
2. プライマー塗布(接着剤)
3. シーリング材充填(増し打ち)

窓周りは基本的に増し打ち工事になりますが、既存シーリングの劣化が著しい場合、やり替えをすることもあります。

窓周りの既存シーリングを撤去する際、防水シートのからみやサッシに傷をつける可能性があることから現状、雨漏りなどがなければ増し打ちがベターです。

 

窓・外壁シーリング工事をしないと雨漏りしやすくなる

窓や外壁ジョイント部分は、施工上の理由で隙間が出てしまい、雨が室内に侵入しやすくなります。

雨の侵入を防ぐため窓・外壁にシーリング工事を行いますが、シーリングは劣化すると割れや剥離を起こしますので、放置すると雨漏りしやすくなるため、メンテナンスは欠かせません。

シーリング材は硬化するとゴム状になり、温度により伸縮を繰り返し、やがて固まってしまい、本来の役目を果たせなくなりますので、表面にひび割れが見られたら、シーリング工事を検討しましょう

 

窓と外壁シーリング工事の重要性

外壁塗装の際、工事費用を安くするためシーリング工事をせずに、塗料を塗布してしまうケースもあります。

また、不誠実な塗装業者は工事費用の安さをアピールするため、意識的にシーリング工事をしないことも

シーリングは硬化すると隙間ができ、雨水が浸入しやすくなります。

シーリングの裏は防水シートが張られていますので、すぐに雨漏りが起こる可能性は高くありませんが時間の問題と言えます。

シーリング材に劣化が見られたら、屋根・外壁リフォーム専門店で1度、点検してもらいましょう。

 

定期的な外壁リフォームで建物を長持ちさせよう

屋根・外壁塗装工事の際、シーリング工事をセットで行うリフォーム業者が多く、なぜ、塗装工事なのにシーリングも?と、疑問に思われたこともあるでしょう。

シーリング材は8年~10年程度で劣化し、手入れが必要になるのですが、外壁塗装のメンテナンス時期と重なるため同時施工するケースが多いのです。

また、塗装とシーリング工事の同時施工は工事費用がそれぞれ単独で行うよりも割安になることも、同じタイミングで工事する理由と言えます。

塗装工事同様、シーリング工事も建物を長持ちさせるために重要なのです。定期的な外壁リフォームで大切な我が家を長持ちさせましょう。

外壁リフォームやシーリング工事についてのご相談は当社にお問い合わせください。

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