屋根修理費用を部位別ごとに徹底解説!

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屋根修理費用を部位別ごとに徹底解説!

「最近、屋根の色が変色してきた…雨漏りの心配もあるし、点検してもらい修理したほうがいいのかな?」

このように悩んでいませんか?

建物の屋根は材料にもよりますが、変色やひび割れ、破損、板金(金属部分)などの劣化が進行していきます。

タイミングを見て修理しておかないと雨漏りの原因にもなりますので、築10年以上経過していたら屋根専門業者に点検してもらうことをおすすめします。

そこで今回の記事では屋根修理についてお話ししますので、どうぞ最後までお読みください。

屋根修理費用【部位別】

屋根修理は劣化状態や部位により異なりますが、特定箇所のみの修理であれば概ね10~15万円の費用をみておけば良いでしょう。

ただし、表面だけではなく修理箇所が内部にまで及んでいた場合、更に修理費用が高くなることや、表面の修理だけでは根本的な解決にならないことも考えられますので屋根専門業者に点検をお願いしてみましょう。

屋根修理① 棟部分

屋根の棟(屋根同士が交わる1番高いところ)は屋根をつなげるために金属板のカバーをかぶせます。

棟工事をする際は金属板を釘で固定しますが、釘は金属板の下部にある木材に打ち付けるため劣化により抜け落ちやすくなります。

【屋根棟部の修理】
■ 釘の抜け落ちコーキング処理:15,000円~40,000円(棟全体を確認)
■ 棟板金交換:5,000円~10,000円/m
■ 足場工事(部分足場):50,000円~100,000円
※一般工事費用参考

棟板金の修理・交換については屋根専門業者に点検の上、見積をもらうようにしましょう。

屋根修理② 屋根材の剥がれや亀裂

屋根材は飛来物の衝突や劣化により剥がれや亀裂が生じるようになります。

破損した屋根材は放置すると風で吹き飛ばされたり、亀裂が広がる可能性もあり雨漏りにつながるケースも考えられます。

【屋根材の剥がれや亀裂の修理】
■ 屋根材一部交換:20,000円~50,000円
■ 屋根材コーキング処理:15,000円~20,000円
※一般工事費用参考

屋根材の修理については、状況や修理範囲により異なりますのでご注意ください。

屋根全体が劣化している場合の修理費用

屋根の劣化が部分的であれば一部の修理でも良いですが、屋根全体に劣化が広がっている場合は屋根材の葺き替えや新規屋根材をかぶせるカバー工法による修理が必要と言えます。

また、屋根材によっては修理や塗装が困難な商品もありますので部分修理が可能かどうかも確認しておく必要があります。

屋根葺き替え工事、カバー工法は施工面積にもよりますが概ね200万円前後で、解体工事を伴わないカバー工法の方が費用は安くなります。

ご予算や屋根の状況に応じ、必要な工事を選択していきましょう。

屋根葺き替えの費用

屋根葺き替えは屋根修理の中でもっとも費用が高くなりますが、屋根下地材や屋根材が新品になりますので雨漏りの心配がなくなります。

また、屋根葺き替えは10年前後、メンテナンスの頻度が減りますのでおすすめです。

【屋根葺き替え】
■ 屋根葺き替え工事費用相場:100万円~200万円程度(屋根材により価格は変ります)
■ 既存屋根撤去
■ 下地処理
■ 付帯工事(足場工事):急勾配屋根の場合は屋根足場も必要

屋根葺き替え工事は解体時、雨漏りがあれば場所の特定と修理を同時に行いますので施工後も安心できます。

屋根カバー工法の費用

屋根カバー工法は既存屋根の解体を必要としないため屋根葺き替え工事よりも費用は安くなります。

また、見た目が新品になり外観もリフレッシュした印象を与えますので、雨漏りなどによる大規模な修理がない場合、カバー工法での修理がおすすめです。

【屋根カバー工法】
■ 屋根カバー工法工事費用相場:80万円~150万円(屋根材により価格は変ります)
■ 下地処理および補修
■ ルーフィング(防水)既存屋根上
■ 付帯工事(足場工事)急勾配屋根の場合は屋根足場も必要

カバー工法は主に金属板(ガルバリウム鋼板など)を使用しますので、軽量で丈夫なため台風や地震でも安心できます。

しかし、カバー工法は既存屋根が手つかずのため、既存屋根が原因で雨漏りが発生した場合、修理が困難になるというデメリットもありますのでご注意ください。

屋根修理は屋根専門業者への依頼がベスト

屋根は普段見えない部分ですから、雨漏りが発生した時には劣化が進行していることも考えられます。

日本は台風や雨が多い国のため、雨漏り対策は重要です。

また、屋根材のひび割れや欠損を放置すると強風時、屋根材が飛ばされ建物に被害を与える可能性もありますので、早期発見、早期修理が大切なのです。

屋根材の一部の修理であれば、DIYなどで直せると考えてしまうかもしれません。

しかし、屋根は高所にあるということと、雨漏りが発生していても専門家ではないと原因を特定できないばかりか、自ら修理したことにより雨水の流れが変わり症状が悪化する恐れもあります

屋根の点検、修理は屋根専門業者への依頼がベストです。まずは屋根の現状相談や点検から依頼してみてはいかがでしょうか。

屋根修理についてのご相談は当社にお問い合せください。

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