「自宅の屋根が汚れてきたので、手入れをしたい…」
「塗装が良いのか屋根材を交換したほうが良いのか、どちらを選ぶか悩んでいる…」
「そもそも、屋根の工事って、どのようなやり方で手入れするのだろうか?」
このようにお悩みではありませんか?
屋根の手入れは工事内容によってそれぞれやり方が違います。
また、工事費用にも違いがありますので、どのような屋根リフォーム方法があるのか知っておくことも、予算や工期を計画する上で重要な指標となるのです。
そこで今回は「屋根工事のやり方」についてお話ししますので、どうぞ最後までお読みください。
屋根工事は工事内容によってやり方が違う
屋根工事には修理、葺き替え、重ね張り(カバー工法)などの種類があり、工事内容によって工程や工事のやり方が違います。
費用が高く工事期間が最も長くなるのが葺き替えで、次に重ね張りです。
屋根修理は部分的な処置になるため、後に本格的なメンテナンスが必要になることもあります。
屋根の劣化状況によって、どの工事を行うのが良いのか不明な場合、屋根専門業者に1度、点検してもらうと良いでしょう。
屋根工事やり方① 屋根葺き替え
屋根葺き替え工事の工事期間は2週間程度で、費用は工事面積にもよりますが概ね100万円~200万円で、屋根リフォームの中では1番規模の大きい工事になります。
【屋根葺き替え工事のやり方】
1. 足場工事
2. 既存屋根材撤去
3. 下地調整(既存屋根下地のゆがみなどを補修)
4. 野地板張り(屋根材を取りつける下地)
5. 防水シート張り
6. 新規屋根材設置
7. そのほか、軒樋、竪樋交換工事
8. 足場撤去
屋根葺き替え工事は屋根が新築時に近くなり、屋根の耐久性が大幅にアップしますので、建物を長く維持したい場合におすすめの工事です。
【屋根工事やり方②】屋根カバー工法
屋根カバー工法は既存屋根材に新規屋根材をかぶせる工事となります。
工事費用は概ね80万円~150万円で、工事期間は約10日~2週間程度と考えて良いでしょう。
【屋根カバー工法のやり方】
1. 足場工事
2. 既存屋根棟板金撤去(棟:屋根の頂上部分)
3. 板金下地撤去(雪止め金具撤去含む)
4. 防水シート張り
5. 軒先などに新規板金取付
6. 新規屋根材(ガルバリウムなどの金属屋根材)取付
7. 新規棟板金取付
8. 雨仕舞(雨漏りが発生しやすい箇所にシーリング材充填)
9. 足場撤去
屋根カバー工法は工事後、既存屋根の補修が困難になります。
既存屋根の補修が不十分だったり、雨漏り補修などを怠ると後々後悔することになりますので、既存屋根の点検はしっかり行いましょう。
屋根工事やり方③ 屋根塗装工事
屋根塗装工事は既存屋根に塗料を塗布する工事となります。
屋根塗装は屋根材の耐久性はアップしませんが、10年程度、雨や紫外線から屋根を守ってくれる比較的シンプルな工事です。
工事費用は概ね60万~80万円になります。
【屋根塗装工事のやり方】
1. 足場工事
2. 高圧洗浄
3. 下地処理(既存屋根材や板金部分の補修)
4. 養生
5. 塗料塗布(屋根、樋など)
6. 足場撤去
屋根塗装工事は屋根材の耐久性がアップするわけではなく、塗料で雨や紫外線から建物を守る方法と言えます。
しかし、費用を考えると、屋根塗装によるメンテナンスは比較的リーズナブルな工事であると言えるでしょう。
屋根工事は現在の状況に合わせ選択することがベスト
どのような屋根工事をすれば良いのかは、現在の屋根の状態から判断するのがベストです。
例えば既存屋根材の劣化が激しい場合、塗装できない屋根材である場合は屋根葺き替え、劣化が中程度なら屋根塗装、劣化が軽微なら補修という感じですね。
建物を長く維持し、メンテナンスサイクルを伸ばしたいのであれば屋根葺き替え、屋根カバー工法、10年サイクルでのメンテナンスを希望なら屋根塗装が良いでしょう。
雨漏りだけを直す、雨樋だけを交換する部分修理は、費用が比較的安くなりますが、長い目で見ると、屋根全体を含めたメンテナンスの方が安心を得られます。
屋根工事の詳しいやり方は優良屋根専門業者へ相談してみよう
自宅の屋根の状況を把握できる方はそれほど多くはないでしょう。
また、雨漏りなどは専門業者でも原因を見つけにくいため、自己判断で補修してしまうと悪化してしまうことも否定できません。
しかし、屋根葺き替えやカバー工法、屋根塗装の工事金額は決して安くはありませんから簡単に決断できないものですよね。
ただ、1番良くないのは現状の屋根を長年放置することですから、どのような方法であれ、メンテナンスはしておくことが大切です。
屋根工事を行う際、優良屋根専門業者への依頼がとても重要です。
まずは、屋根工事を専門としているリフォーム会社へ点検依頼し、適切な屋根リフォームを提案してもらうところから始めましょう。
屋根工事のやり方についてのご相談は、当社にお問い合わせください。
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