「梅雨の季節になると雨漏りしないか心配…」
「建物も古くなってきたので梅雨対策のために、どのようなリフォームをしておけば安心なのだろうか」
このようにお悩みではありませんか？
梅雨の季節は長期間雨が降り続けるため、短期間の雨なら問題ない場合でも、雨漏りしてしまうケースがあります。
本格的な梅雨が来る前に対策を立てておけば、安心して夏本番を迎えられますので、梅雨対策としての外部リフォームを考えてみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、梅雨対策における、外部リフォームするべきポイントについてお話ししますので、どうぞ最後までお読みください。
【梅雨対策】外部リフォームするべきポイント
梅雨の時期は長雨が予想されますから、外部リフォームで注目するポイントは、雨漏りしやすい箇所ということになります。
【雨漏りしやすいポイント一覧】
＜屋根＞
・屋根の板金部分
・屋根材の割れや破損部分
・屋根の谷、隙間部分
＜外壁＞
・壁のジョイント部分（シール材の劣化）
・外壁のひび割れ・破損部分
・窓周りシール材の劣化
・霧除け（窓上などにある小さな庇）シール材劣化
・壁と天井の取り合い部分
・換気扇、給気口周りのシール材劣化
＜軒裏天井＞
・ケイカル版・ベニアの割れ、破損、穴あき
・天井材ジョイントシール材劣化
雨漏りしやすい箇所の例を挙げましたが、そのほかにも雨漏りの発生原因となる部分はあります。
梅雨時期は長雨が続きますので、雨漏りしてからの補修やリフォームは効率的ではありませんので、雨漏りしやすいポイントを梅雨前にメンテナンスしておくことをおすすめします。
建物に梅雨対策が必要な理由
建物の雨漏りは一定方向の風雨だけでは表面化しないこともあります。
しかし、長期間、雨が降る梅雨はあらゆる方向からの風雨が考えられ、普段の雨では雨漏りしない場所からも雨水が浸入することもあります。
日本は木造住宅が多く、木は水に強いと言えますが、表面を長期間雨に晒すことによりコケやカビが繁殖したり、最悪、腐食してしまうこともあります。
例えば屋根から雨漏りがあった場合、最初に屋根裏に雨が浸入し構造部分（柱、梁、束）などが被害を受け、放置することでカビが大量に繁殖し、健康被害をもたらすことも考えられるのです。
また、室内の天井から雨漏りすると、一面に水が広がり壁紙や下地の石膏ボードにまで及び、大きな被害を受けることもあります。
日本に住んでいる限り（※北海道を除く）梅雨時期を避けることはむずかしいですから、季節が到来する前にしっかり対策しておくことで我が家を雨から守ることができるのです。
まずは、雨漏りしそうな箇所について屋根工事専門業者などに点検依頼する所から始めましょう。
外壁塗装は梅雨時期NG？
雨漏り対策として、外壁塗装をすることはとても有効と言えますが、梅雨時期はできるだけ避けた方が無難です。
梅雨時期の外壁塗装はNGとは言えませんが、デメリットが多く発生してしまいますので注意が必要と言えるでしょう。
【梅雨時期の外壁塗装デメリット】
■工期が長くなる（一般的に30坪ほどの住宅なら工期は10日～2週間）3週間以上
■外壁材料が流れてしまう
■シーリング工事のタイミングがむずかしい
■工事費用が割高になる可能性（工期が伸びるため）あり
外壁や屋根に使用する塗料は比較的速乾性がありますが、それでも表面が乾くまで最低1～2日は必要です。
また、塗料を塗布する前に高圧洗浄、シーラー塗布の前作業があり、それぞれ晴天時の作業が好ましいと言えます。
梅雨時期の外壁塗装は、曇りや晴れ間が数日続くのを狙って作業することが多く、雨天時は作業ができないことから工期が長引くわけですね。
しかし、塗装業者によっては逆に雨天時に工事費用の割引を行うことも。
特に梅雨時期は、塗装工事が敬遠され仕事が少ないため、サービスの一環として割引を提供すると考えられます。
雨の日サービスはメリットと言えるかもしれませんね。
しかし、一般的には梅雨時期に入る前に外壁塗装しておいた方が工期、費用、作業性を考えればベターと言えるでしょう。
外壁塗装を含めた外部リフォームは梅雨が来る前に済ませておこう
梅雨時期は統計的に、約1ヶ月～1ヶ月半程度は続きますので、雨対策は万全にしておくことが望ましいと言えます。
建物の雨漏りは雨の強弱、風向きにより症状が出たり、出なかったりします。
例えば、台風のような強風時は雨漏りしても、通常の雨では症状が出ないということもざらにあるのです。
台風や数日の雨は一過性のため、被害が拡大しないこともありますが、梅雨時期のように長期間、雨が降り続ける場合、目に見えない箇所で被害が大きくなっていることも十分ありえます。
梅雨時期に入ってしまうと外壁塗装や外部リフォームは天気に大きく左右されますので、工期、費用面を考えると、おすすめできません。
外壁塗装や外部リフォームをお考えであれば5月～6月上旬までに済ませておくと安心です。
梅雨前の外部リフォームついてのご相談は、当社にお問い合わせください。
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