手すりや雨戸は塗装による修繕が必要?最適なメンテナンス方法を紹介

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「バルコニーの手すりや雨戸が汚くなってきたので、キレイに修繕したい…」

「修繕方法は塗装が良いのだろうか?」

このようにお悩みではありませんか?

バルコニーの手すりや雨戸は、材質によって塗装できない場合もあり、部材を一部交換するという方法で修繕することも少なくありません。

バルコニーの手すりや雨戸がアルミ製であれば、耐久性が高いため短期間でのメンテナンスはあまり考えなくてもOKです。

しかし、手すりが鉄製や雨戸が木製であれば、定期的なメンテナンスが必要と言えるでしょう。

そこで今回は手すり、雨戸の修繕方法についてお話ししますので、どうぞ最後までお読みください。

手すりや雨戸は材質によって修繕方法が異なる

バルコニーの手すりや雨戸は、現在、多くがアルミ製と言えます。

アルミ製品が多いのは、水に強く加工がしやすいことと、紫外線や風雨で劣化しにくい性質であることが理由です。

手すりはアルミ以外に鉄製も見られます。

また、雨戸は木製箱型や板金製なども存在し、アルミ製品とは修繕方法が異なります。

材質の異なる手すりや雨戸はそれぞれ、適切な修繕方法がありますが、建築の知識を持たない方が判断するのはむずかしいため、リフォーム会社などに問い合わせてみましょう。

アルミ製・鉄製の手すり・雨戸の修繕方法

アルミ製の手すり、雨戸は基本的に塗装できません。

たとえ塗料を塗布しても定着せず流れてしまいます。

しかし、鉄製手すりや板金で作られた雨戸は塗装が可能です。

【手すり・雨戸の修繕方法】
■アルミ手すり:全体を撤去、交換
■木製(鏡板が板金)雨戸(戸袋含む):鏡板部分の交換
■鉄製手すり:腐食が激しい場合は撤去、交換、その他は塗装で対応

アルミ製の手すりや雨戸は耐久性が高いため、定期的なメンテナンスはあまり考えなくても大丈夫ですが、劣化が激しい場合や損壊している場合は、修繕ではなく交換が良いでしょう。

鉄製の手すり、板金で作られた雨戸は年経過により腐食が進むことが考えられます。

鉄製手すりは軽微な腐食ならサビを十分に落とし、塗装で対応可能です。

また、鏡板(雨戸の正面カバー)が板金の場合、新品の交換でキレイに仕上がります。

木製の手すり・雨戸の修繕方法

木製の手すり、雨戸の修繕方法は「作り変える」、「塗装する」、「一部を修繕する」という選択になります。

近年、手すりや雨戸が木製という住宅は減少しつつありますが、まだまだ現役のお宅もあるでしょう。

木は水に弱いため、防腐処理や防水塗装をしないと急速に劣化していきます

木製手すりや雨戸の状態に応じ、それぞれ修繕方法があるので確認しておきましょう。

【腐食が激しい】
既存手すりや雨戸は撤去、アルミ製などに作り変える

【腐食が中程度】
一部を新規木材で修繕した上で防腐処理、塗装を施す

【腐食が軽度】
既存部分をケレン清掃し、防腐処理、塗装を施す

木製手すりや雨戸は腐食が激しい場合、修繕がむずかしいため、すべて撤去し新規に作り変えるか、もしくはアルミ製品に交換することが望ましいですね。

また、腐食具合が中~軽度なら、下地処理をした上で塗装すれば、10年程度(※塗料の種類による)は防水効果があります。

とはいえ、ご自宅の手すりや雨戸の現況や修繕方法を、自ら選択するのはむずかしいため、外部修繕を得意とするリフォーム会社に相談の上、メンテナンス方法を決定しましょう。

手すりや雨戸のメンテナンスを怠ると危険!

手すりや雨戸は建物本体ではなく、付帯部分としての役割を持ちますが、バルコニー手すりが腐食すると落下の危険性がありますし、雨戸の劣化により窓を保護できなくなります。

アルミ製の手すりは水に強く、腐食しにくいですが、鉄製の手すりは表層部の塗装が剥がれ、防水性能を失うと鉄の腐食が始まります。

鉄製手すりが腐食しボロボロになると、転落の危険性に加え、材料が落下し、階下にいる人に当たりケガをさせてしまう可能性もあります。

また、木製の雨戸の場合、木の腐食により雨漏りの危険性も高くなり、室内へ被害が及ぶことも。

近年の手すりや雨戸はアルミ製が多く、塗装によるメンテナンスが不要なため、木製手すりや雨戸をアルミ製にリフォームする方も増えています。

手すりや雨戸のメンテナンスを怠ると危険なため、腐食の程度によっては思い切って、アルミ製に替えるのも選択肢のひとつと考えても良いでしょう。

建物を長持ちさせるために手すりや雨戸もしっかり手入れしよう

木製や鉄製の手すり、雨戸は老朽化により腐食する確率も高いため、十分な手入れが必要です。

近年は手すりや雨戸は耐久性の高い製品に変わり、安全性も向上しています。

建物を長持ちさせるため手すり、雨戸の手入れは必要ですが、長期的に見れば耐久性の高いアルミ製などにリフォームするのもアリではないかと考えます。

まずは、ご自宅の手すりや雨戸がどのような状態なのかを確認するため、専門業者に点検を依頼してみてはいかがでしょうか。

バルコニー手すり、雨戸のメンテナンスについてのご相談は、当社にお問い合わせください。

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