「お金があまりないので外壁塗装をDIYしようと思っているけど、自分でできるものなのかな。」
「外壁塗装DIYに失敗しない方法を知りたい。」
このように悩んでいませんか?
外壁塗装DIYはある程度塗装の知識があれば作業可能に思えますが、用意する道具や手順を間違えると失敗する可能性もありますので注意が必要です。
また、金銭的事情により外壁塗装をDIYしようとお考えの方もいるでしょうが、外壁塗装DIYは危険な作業も伴うことから、あまりおすすめできないのが現状です。
そこで今回の記事では外壁塗装DIYに失敗しない方法についてお話しします。
また、外壁塗装を自分でやった場合のメリットとデメリットについても解説しますので、どうぞ最後までお読みください。
外壁塗装DIYはできるの?
外壁塗装は塗装に必要な道具を用意し、適切な手順で行えばDIYは可能です。
外壁のメンテナンスをできるだけお金をかけず、自分でやりたいと思うのは当然のことでしょう。
しかし、外壁塗装DIYはあくまで自己責任であることを認識した上で実践することが望ましいと言えます。
外壁塗装DIYは業者に依頼するよりも安価ですが、それに伴うリスクがあることも十分承知しておきましょう。
外壁塗装DIYで失敗しないための手順
外壁塗装DIYは基本的に外壁塗装業者が行う手順と同じです。
【外壁塗装DIY手順】
1. 洗浄
2. 養生
3. 下地処理
4. 下塗り(シーラー(接着材))
5. 中塗り
6. 上塗り
外壁塗装DIYを行う前に、作業日数や完了日などを設定しておくことが大切です。
作業計画を十分に熟知しておかないと作業の抜けが発生しDIYで失敗する可能性もありますのでご注意ください。
高所作業は大変危険であり、落下すると大けがにつながります。2M以上の高さを塗装する際は必ず足場を組むようにしましょう。
また、自分でパイプを組むのは危険が伴うため足場工事は専門業者に依頼してください。足場費用はおおむね1,000円/㎡程度となります。
外壁DIYで失敗しないために作業計画を行い、危険作業に対する対策を十分に行いましょう。
外壁塗装DIYに必要な道具や材料
外壁塗装DIYに必要な道具とは、使用塗料と塗布や養生に使う材料などを言います。
【外壁塗装DIYに必要な道具と材料】
・下塗り塗料(シーラー)
・上塗り塗料
・刷毛・ローラー
・養生材(ビニールシート・マスキングテープなど)
・シーリング材・シーリングガン
・高圧洗浄機
外壁塗装DIYで用意する材料で特に気をつけないとならないのが塗料です。
外壁塗料には水性・油性の2種類があり、さらに耐久性によりグレードが分かれています。
塗料選びを間違えると取り返しがつきませんので慎重に選択しましょう。
外壁塗装DIYにおすすめな塗料
■ 水性塗料(種類で選ぶ)
水性塗料はとても扱いやすく、塗料に慣れていない人でも容易に使えます。
また、保管に関しても臭いが無いため気を使う必要もありません。
水性塗料はホームセンターで簡単に購入できますのでおすすめです。
■ シリコン塗料(耐久性で選ぶ)
水性塗料の耐久性を考慮する際はシリコン塗料を選んでおけば間違いありません。
シリコン塗料の耐用年数は10年~15年で、費用は3,000円~3,500円/㎡とお手頃です。
耐用性よりも価格を優先するのであれば、アクリル塗料やウレタン塗料を選ぶのも選択肢のひとつと言えるでしょう。
外壁塗装を自分でやった場合のメリットとデメリット
外壁塗装を自分で行うDIYにはメリットとデメリットがありますので、DIYの前に確認しておきましょう。
【メリット】
・費用が安く済む
・自分のペースで作業を進められる
・業者選びの必要がない
外壁塗装DIYは人件費が不要のため、材料費だけでの工事が可能ですので費用が安く済みます。
また、自分のペースで作業ができるので気を使う必要がなく、塗装業者選びに悩むこともありません。
【デメリット】
・時間や手間がかかる
・安全の保証がない
・塗装不良が起こる可能性
・想定外の出費
外壁塗装DIYのデメリットはすべて自己責任という点です。
道具や材料選びも自分でやらないといけませんので失敗しても誰も責任を取ってくれません。
また、作業中、想定外のことが起こっても自ら対処しなければならないため精神的プレッシャーも大きくなると言えるでしょう。
外壁塗装DIYはおすすめできない理由
外壁塗装DIYは塗装に必要な道具や材料があれば可能ですが、あまりおすすめはできません。
外壁塗装は塗料を塗るだけですので簡単そうに見えますが経験と熟練した技術が必要なのです。
【外壁塗装DIYをおすすめできない理由】
・高所作業など危険が多い
・足場工事は結局、業者に依頼することになる
・塗装仕上がりにムラができやすい
・塗装の細かい部分を見逃しやすい
・塗装に関する保証が無い
外壁塗装は塗装だけではなく、シーリング処理や劣化部分(割れや欠損)の補修も必要になりますが、専門知識がないと手が出せません。
また、外壁面以外の細かい部分の塗装箇所を見逃しやすく、放置してしまう危険性もありますので、外壁塗装DIYはおすすめできないのです。
外壁塗装は塗装専門業者に依頼すれば間違いありません
外壁塗装は塗料を塗布するだけの簡単な作業に見えますが知識の少ない方とプロの差は歴然としています。
また、外壁塗装DIYは塗装業者に依頼するより費用を抑えられますが、決して安い金額ではありません。
建物を長く美しく維持するには、やはり塗装専門業者に依頼するのが1番です。
大切な家を守るためにも、外壁塗装は塗装専門業者にお願いしましょう。
■ 外壁塗装・屋根塗装の匠美
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