【屋根工事】軒先や軒天の補修はどこに頼むべきか

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「軒先にコケが発生しているし、軒裏に染みも見える…雨漏り?」

「点検や補修をしないでも大丈夫だろうか…」

このようにお悩みではありませんか?

軒先や軒裏は、常に風雨に晒され劣化が顕著に現れます。

劣化を放置すると雨漏りの原因にもなりますので、早めの修理が望ましいでしょう。

そこで今回は軒先、軒裏天井の修理方法や、間違いのない修理依頼先についてお話ししますので、どうぞ最後までお読みください。

屋根の軒先・軒天とはどの部分?

軒先や軒天と言われても、ピンとこない方もいるでしょう。

軒先は屋根の先端部分、軒天は軒裏部分を指します。

軒先には雨樋があり、屋根から落ちる雨を地上に落とす役目もあります。

軒先は雨による湿気が溜まりやすいこともあり、メンテナンスを放置するとコケやカビが繁殖しやすいです。

また、軒裏天井は雨漏りが発生すると雨染みができたり、腐食し穴が開いてしまうこともありますので、定期的なメンテナンスが必要と言えます。

【屋根軒先の役割】
■屋根部材(垂木や軒桁、母屋など)を隠す
■外壁保護
■雨除け
■日差し調整

【屋根軒天の役割】
■火災の延焼防止
■屋根部材(母屋など)を隠す
■湿気や強風から家を守る

屋根軒先や軒天は雨や風、延焼から家を守る大切な役割を持つと同時に美観を守るために作られています。

大切な家を守るために、美しく保つため、常日頃から外部をチェックしておきましょう。

軒先・軒天の修理は必要?

軒先や軒天は直接、建物内部に影響する部分ではありませんので、例えば劣化が激しくても雨漏りしないケースもあり、修理の必要性を感じない方もいるかもしれませんね。

しかし、軒天は雨漏りなどにより腐食すると、風向きや強風雨により雨水が浸入しますので、雨漏り前には必ず修理するようにしましょう。

また、軒天に穴が開いていると、ハクビシンやアライグマなどの害獣が巣を作る可能性もあります

自宅は住宅街だから大丈夫と思っている方もいるでしょうが、害獣は人里離れた住宅だけではなく、市街地でも出没します。

害獣の糞により健康被害が起こったり、激しい物音や食料を盗まれるなど、生活にも大きな被害を受けますので、軒天に穴や隙間を見つけたら屋根専門業者に修理を依頼しましょう。

軒先・軒天の修理は自分でできる?

軒先の補修や軒天の補修は、部分的であれば自分でできる場合もあります。

しかし、高所であることや劣化により雨漏りが発生している場合は、屋根専門業者に依頼すべきと考えます。

軒先の修理はむずかしいですが、軒裏は簡単な塗装程度であれば自分で修理できます。

その際は、安全面に十分配慮し行うようにしましょう。

【軒先を自分で修理する場合】
■劣化・腐食部分を撤去
■新規材料取付
■水性塗料(ウレタン・シリコン程度)を塗布
※軒先は腐食の程度により、塗装では対応できないことがあります。
※軒先のDIYは高所による危険性を伴うため、あまりおすすめできません。

【軒天を自分で修理する場合】
■劣化部分を撤去
■新規材料(ベニア、ケイカル版など既存材料に合わせたもの)取付
■軒天周りにシーリング材を充填
■水性塗料(ウレタン・シリコン程度)を塗布

軒先や軒天は、場合によっては自分で修理できることもありますが、専門知識を有する屋根工事専門業者など、プロに依頼するほうがベターです。

軒先・軒天の修理方法

軒先や軒天は劣化状況に応じ修理方法が異なります。

部分腐食であれば部分的な材料の交換や塗装でも良いですが、ほかの部分も同様に劣化しますので、修理のタイミングは全体で考えた方が長い目で見れば安心です。

【軒先修理方法】
■腐食が著しい場合:破風の一部交換またはすべて交換
■腐食が軽微な場合:破風の塗装(費用面から外部塗装と同時が望ましい)

【軒天修理方法】
■腐食が著しい場合:軒天の交換、または重ね張り
■腐食が軽微な場合:軒天の塗装(費用面から外部塗装と同時が望ましい)

軒先、軒天の修理費用は部分的な場合、10~30万円必要になります。

足場工事などの付帯工事が加わると費用も増えますので、屋根・外壁塗装の際、合わせて修理した方が費用を抑えることができて、お得です。

さらに、軽微な修理で良いか、大規模な修理が必要なのか、事前に点検してもらい費用を把握しておくことで、安心して工事を依頼できますよ。

軒先・軒天の修理は屋根工事専門業者へ依頼しよう

軒先や軒天は建物にとって、とても大切な役割を持っていることはご理解いただけたことでしょう。

しかし、軒先や軒天は意識して見ない限り、劣化には気づきにくいものです。

また、室内に直接影響が出ない場合、放置してしまうこともあるでしょう。

しかし、実害が出てからでは遅いということも十分考えられます。

また、軽微な修理ならお金をかけず、自分でDIYしたいという気持ちもわかります。

しかし、材料の選定や修理方法、安全面への配慮、建物全体のメンテナンス計画などを考えると、屋根工事専門業者へ依頼すべきと考えます。

まずは、自宅の軒先や軒天の現況を確認する意味で、無料点検を受けてみてはいかがでしょうか。

軒先や軒天の修理についてのご相談は、当社にお問い合わせください。

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