「最近、雨が多くて雨漏りしないか心配…」
「特に梅雨時期は長雨なので、雨漏り対策を考える必要があるのではないだろうか？」
このようにお悩みではありませんか？
通常の雨であれば2～3日程度と言えますが、梅雨時期は1ヶ月～2か月程度の長雨になるため、自宅が老朽化していると雨漏りが心配になるでしょう。
しかし梅雨入り前に、雨漏り対策ポイントを押さえておけば安心できます。
そこで今回は梅雨入り前の雨漏り対策ポイントについて解説しますので、どうぞ最後までお読みください。
雨漏りはどこからくるの？
建物の雨漏りは、そもそもどこからくるのでしょうか。
雨漏りの原因はさまざまですが、概ね屋根や外壁、窓周り、軒裏など、外部に接している部分の老朽化により、雨が浸入する可能性が高くなると言えます。
【雨漏りの原因箇所】
・屋根
・外壁
・軒裏
・雨樋
・窓
・ベランダ
これらの場所からの雨漏りが多く、すぐに目視できるケースもありますが、気づかないことも。
特に屋根からの雨漏りが屋根裏に発生すると、よほど注意していないと見逃します。
梅雨時期は雨の日が多いため雨漏りの確率も高くなり、気づいた時は屋根裏の一部に大量のカビやコケが発生していた、ということもあるのです。
室内に雨漏りの症状がなくても、見えない所で雨漏りしている可能性がありますのでご注意ください。
雨漏り対策のポイント
雨漏り対策は「屋根、外壁、軒裏、窓周り」が大きなポイントと言えるでしょう。
まずは、それぞれ、どのような状態で雨漏りするのか認識しておき、ピンポイントで対策しておくことが重要です。
【雨漏りの発生状況】
■ 屋根
屋根材の亀裂や割れ、ズレ、棟板金（屋根の最上部）の脱落
■ 外壁
外壁のヒビ、割れ、浮き、ジョイント部分のコーキング材の割れや欠損
■ 軒裏
軒裏材のヒビ、割れ、欠損、ジョイント部分のコーキング材の欠損
■ 雨樋
樋の脱落、割れ
■ 窓
窓枠周りコーキングの割れ、欠損
■ ベランダ
床のヒビ、割れ、欠損、欠落、排水溝の詰まり
上記の状況を放置すると、高い確率で雨漏りが発生します。
短時間の雨なら雨漏りは発生しないこともありますが、梅雨時期のように長期間の雨の場合は注意が必要です。
【こんな症状が出たら雨漏りを疑う】
■ 部屋がカビ臭い
■ 部屋の天井や壁に黒いシミ（黒カビが発生している）
■ 壁紙のはがれ
■ 窓枠（部屋側の木枠）に雨染み
部屋内に雨漏りの症状が出ている場合、屋根裏、壁内などの広範囲に及んでいる可能性もあります。
ただし、カビの発生は結露が原因ということも考えられます。
また、マンションやアパートであれば屋上防水、上階の給排水配管からの水漏れであることも考えられますので、十分な調査が必要です。
雨漏り対策は自分でやるのではなく専門業者に任せれば安心
雨漏りくらいは自分で直せる！このようにお考えの方もいるでしょう。
しかし、雨漏り対策や補修は専門知識を持った屋根・外壁専門業者でも難易度が高い分野なのです。
とはいえ、梅雨時期などでは予期せず雨漏りが発生する可能性もありますので、雨漏り対策道具は用意しておくと安心です。
【雨漏り対策に必要な部材や道具】
■ 天井からの雨漏り：バケツ、タオル（雑巾）、ブルーシートや新聞紙
■ 窓周りからの雨漏り：タオル（雑巾）、ビニールシート
これらはあくまで応急処置ですから、晴天日の雨漏り修理が重要です。
屋根からの雨漏りの対策として、屋根にブルーシートや防水テープで雨の侵入防ぐ方法があります。
しかし、雨の日の作業、一人での作業は大変危険なため絶対にやめましょう。
雨漏り原因や発生場所が明確、局所的であれば、晴天時、雨漏り対策をしても良いですが、DIYの雨漏り修理は根本解決にはなりません。
本格的な雨漏り対策、補修は屋根・外壁専門業者に依頼するのがベターです。
ただし、依頼前に必ず外部点検を実施してもらう必要があります。
訪問業者の中には雨漏り修理、対策と称して無点検の上、無意味な工事で法外な費用を要求する業者もいますのでご注意くださいね。
梅雨入り前にしっかり雨漏り対策をしておきましょう
梅雨時期は1ヶ月から2か月近く長雨になる季節です。
短期間の雨なら雨漏りが発生しなくても、梅雨時期は雨漏りが発生するケースも少なくありません。
雨漏りは放置すると建物の構造体にダメージを与えるばかりか、カビの発生により健康被害を及ぼす可能性もあります。
体力に自信のある方なら、屋根や外壁の雨漏り補修を試みるでしょう。
しかし、雨漏りは高所で発見しにくい箇所にあることも多く、ハシゴや高所用脚立、足場を利用しないと補修できない場合もありますが、無理な作業で落下、転倒する恐れもあります。
雨漏り対策や補修は屋根・外壁専門業者に依頼するべきと考えます。
梅雨入り前にしっかり雨漏り対策して、大切な我が家を雨から守りましょう。
雨漏り対策についてのご相談は当社にお問い合わせください。
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