外壁塗装は職人の腕によって仕上がりが変わるので要注意!

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「外壁塗装を計画しているけど、塗装の仕上がりに違いはあるのだろうか?」

「塗り方や塗装業者によって、外壁塗装の見た目は変わる?」

このように疑問に感じたことはありませんか?

外壁塗装の仕上げは施工方法、施工業者の技術によって仕上げに違いがあります。

塗装の仕上げ方法はローラー塗り、ハケ塗りなどの直接施工と吹き付けの2種類で、表面の凹凸感に違いが出るのです。

また、施工技術が未熟な塗装業者の塗装は、仕上げにムラがあるため見た目が悪くなることも。

そこで今回は、外壁塗装の仕上げの違いについてお話ししますので、どうぞ最後までお読みください。

外壁塗装の仕上げに違いはある?

外壁塗装の仕上げは、すべて同じと思っている方もいるでしょう。

しかし、施工方法により、まったく違った仕上げになります

外壁塗装の施工方法にはローラー塗り、ハケ塗り、吹き付けなどがあり、既存外壁の形状を残すのであれば、ローラー塗りやハケ塗り、外壁に立体感を持たせるなら吹き付けが適しています。

施工方法により、外壁塗装の仕上げが変わりますが、職人の技術によっても違いが出ます。

例えば、国家資格である一級塗装技能士を持つ職人と、経験数年の職人では外壁塗装の仕上げが異なります

国家資格を持つ職人の塗装仕上げは、色や形状が均一でムラがなく、10年以上の耐久が保証されますが、未熟な職人の場合は全体にムラがあり、数年で塗膜剥離が発生する可能性も否定できません。

外壁塗装を美しく長持ちさせるため、塗装仕上げに違いがあることを理解しておくことも大切ですよ。

外壁塗装仕上げ違い① 塗布・吹付などによる違い

施工方法による外壁塗装の仕上げは、ローラー塗り、ハケ塗り、吹き付けにより、それぞれ特徴が異なります。

【ローラー塗り・ハケ塗り】
ローラー塗り、ハケ塗りによる塗装仕上げの場合、塗膜による凹凸感はなく、既存外壁の表面形状がそのまま残ります。

また、クリア塗料以外の塗料で塗布した場合、既存外壁の目地や模様などの立体感は失われますので、塗料色が仕上げです。

また、光沢・非光沢の選択により、艶あり・艶なしの違いも、外壁塗装の仕上げに現れます。

【吹き付け】
吹き付け塗装は、リシン、スタッコ、吹き付けタイルの3種類に分かれます。

<リシン>
砂壁のようなザラザラした仕上げになり、40~50年の歴史がある工法です。
ひび割れしやすいデメリットがあり、近年では難点を改良した弾性リシンも発売されています。

<スタッコ>
スタッコの塗装仕上げはリシンの表面を厚塗りしたようなイメージです。
スタッコの場合、吹き付けせず、コテ塗りする手法もあり、多彩なできあがりが期待できる工法と言えます。

<吹き付けタイル>
吹き付けタイル仕上げは塗料を吹き付け後、上塗り材を重ね凹凸感を作り出す手法で、外壁に立体感を持たせることが可能です。

外壁塗装と一口に言っても、工法によりさまざまな仕上げになります。

自宅の外壁イメージをリフォーム会社に伝え、最良の選択をして美しい外観を作りましょう。

外壁塗装仕上げ違い② 職人の技術による違い

外壁塗装は技術があれば特に資格を求められません。

しかし、塗装の国家資格である一級塗装技能士と、無資格の職人では塗装の仕上げに違いが出ると言えます。

では、無資格の職人の外壁塗装仕上げはダメなのか?と言われると、そうではなく、一級塗装技能士の場合、筆記試験に加え、難易度の高い実技をクリアした証として資格が与えられますが、無資格の職人は技量の証明がむずかしいため、仕上げが予測できないわけです。

事実、技術力の低い職人の塗装は、塗膜にムラや塗料の境界線がはみ出ている、ハケ跡が残っているなど、建築に知識が無い人が見てもわかってしまうほど仕上げが雑なのです。

外壁塗装工事費用は決して安い工事ではありませんので、確かな技術を持つ熟練した職人が在籍するリフォーム会社にお願いしたいものですよね。

外壁を美しく仕上げたいなら、塗装は熟練した職人にお任せ!

外壁塗装仕上げは工法、職人の技術により大きく変わります。

工法による仕上げの違いは、工事終了後も多少のイメージのずれはあったとしても、納得いく結果になるでしょう。

しかし、職人の技術による仕上げの違いは施工後、はっきり結果として現れますので、想像以上の仕上がりなのか、落胆してしまうほどの仕上がりなのか、どちらかにわかれます。

イメージ以上の外壁塗装仕上げならとても喜ばしいことですが、仕上げがあまりにも雑だった場合、後悔しか残りませんよね。

外壁塗装という看板を掲げているリフォーム会社は数多く存在しますが、仕上げまで保証してくれるものではありません。

大切な我が家の外壁を美しい仕上げにするためには、確かな技術を持つ職人が在籍しており、多種な工法に対応できるリフォーム会社を選択するのが賢明です。

我が家の外壁を美しく仕上げたいのなら、熟練した職人に工事をお願いしましょう!

外壁塗装について、疑問やご質問がありましたらお気軽にご相談ください。

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