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2025.09.12

外壁や擁壁のコンクリートがポロッと剥がれ、白い粉(白華)や茶色い筋(錆汁)が出ていませんか?放置すると雨水が入り、凍結や鉄筋腐食で剥落事故につながることがあります。国交省資料でも中性化は外気暴露で年間約1mm進むとされ、鉄筋かぶりが薄い部位は10年超でリスクが高まります。
とはいえ、すべてが大工事ではありません。深さ3mm未満の表層欠けや幅0.3mm未満のひびは、樹脂モルタルや微細充てん材で自分で直せるケースがあります。一方、空洞音や鉄筋露出は専門調査が安全です。まずは簡易打診や写真比較で現状を見極めましょう。
本ガイドでは、DIYで触ってよい症状と避けるべき症状の線引き、気温5~35℃・湿度85%以下など施工条件、速硬セメントでの短時間補修、業者工法と費用目安、保険活用まで具体的に解説します。迷わず判断できるチェックリストと手順から読み進めてください。
コンクリート壁の剥がれ補修は、現状把握が最重要です。用意する道具は打診棒または軽いハンマー、スケール、クラックスケール、懐中電灯、記録用のスマホです。音の違いで浮きを推定し、深さや面積でDIY範囲を判断します。白華やはく離、ヘアクラックは写真比較で経時変化を追います。駐車場や土間のように荷重や凍結融解を受ける場所は進行が速いため短期再点検が有効です。以下の基準で「軽微/注意/要専門調査」を整理します。
状態別判定の目安
| 判定 | ひび幅/欠損 | 音の違い | 付随症状 | 対応 |
|---|---|---|---|---|
| 軽微 | ひび0.2mm未満/浅い欠け | 硬い高音 | 白華少量 | DIYで経過観察と充てん |
| 注意 | 0.2〜0.5mm/欠損浅〜中 | 鈍い空洞音 | 毛細錆汁 | 早期補修と再点検 |
| 要専門調査 | 0.5mm超/深部欠損 | 広範囲空洞音 | 鉄筋露出 | 業者調査と補修計画 |
錆汁が垂れた跡や点状の赤茶色は鉄筋腐食のサインで、内部膨張により爆裂が進みます。広い範囲で空洞音が連続する場合は、モルタル層や表面補修材のはく離が進行中です。白華は水分移動の痕跡で、漏水や中性化の進行が疑われます。放置すると剥落や漏水だけでなく、駐車場壁面や土間コンクリートでは凍結融解で欠けが急拡大します。鉄筋が見える、角が欠けて落ちる、表面がボロボロと剥がれる場合は、応急の落下防止養生を行い、コンクリート表面補修方法ではなく内部原因の是正を前提に調査を依頼してください。
DIYで扱ってよいのは、非構造・浅い表層の欠けや0.3mm未満の乾燥収縮クラック、面積手のひら以下の剥離、鉄筋が見えない範囲です。樹脂モルタルやチューブ型のコンクリート補修材で穴埋めや上塗りが可能です。触ってはいけないのは、鉄筋露出や錆汁を伴う爆裂、動くクラック、連続した空洞音、駐車場スロープなど荷重の大きい場所の深い欠損、基礎や擁壁など安全性に関わる部位です。修理費用の節約を狙っても、これらはコンクリート壁補修業者に相談し、原因対策と再劣化抑制まで含めた工法選定を優先してください。
軽微なコンクリート壁の剥がれ補修は、下地調整が仕上がりと耐久性を左右します。まず、浮いたモルタルや脆弱部をハンマーとタガネで除去し、ワイヤーブラシで粉化物を徹底的に落とします。砂やホコリは掃除機で吸引し、油分は中性洗剤で除去すると密着が安定します。屋外では高圧洗浄後に十分乾燥させ、吸い込みが強い下地はプレ湿しで均一化します。次に、コンクリート用の接着プライマーを刷毛やローラーで薄均一に塗布し、規定の半乾き状態で樹脂モルタルや補修パテを施工します。特に角欠けや擦り傷は面取りを軽く施すと欠け戻りを防げます。駐車場スロープなど摩耗が強い箇所は、樹脂系プライマーと骨材入りプライマーを併用すると充てん材のアンカー効果が向上します。屋内壁面では粉末残りが密着不良の主因になるため、乾式清掃後のプライマー塗布を丁寧に行います。補修材は施工面積に合わせて少量ずつ練り、可使時間内に使い切るのがコツです。
コンクリートの表面補修は温湿度と風の管理が重要です。一般に施工適温は5〜35℃で、5℃未満は硬化遅延、35℃超は急乾による収縮ひびやはく離を招きます。相対湿度85%超や降雨時は避け、直射日光と強風下ではシートで日覆いと防風を行い、初期硬化中の急乾を抑制します。吸い込みが強い下地は霧吹きで軽く湿らせ、表面が光らない程度のSSD状態に整えると密着が安定します。樹脂モルタルは初期硬化2〜4時間、実用強度到達は24時間程度が目安ですが、低温時は倍程度かかる場合があります。セメント系は初期養生を湿潤で12〜24時間、以降は3〜7日で上塗りや塗装が可能です。夜間に結露が想定される季節は、夕方までに施工を終え、通気性シートで被覆します。駐車場床は歩行24時間、車両荷重は48〜72時間後を目安に開放し、重荷重部はメーカー推奨の最長養生を優先します。2025年の猛暑期は特に蒸発が速いため、可使時間の短い速硬材は小ロットで練り、混和水は冷水を使用します。
小面積のコンクリート壁の剥がれ補修は、損傷形状と負荷で材を選びます。ピンホールや1mm級のヘアクラックは高粘度の補修パテが扱いやすく、薄塗りで段差を抑えられます。5〜20mm程度の欠けや穴埋めは樹脂モルタルが密着と曲げ靭性に優れ、駐車場周りや角欠けに適します。20mm超や広面はセメント系無収縮モルタルで沈下を抑制し、上塗りに微粒仕上げ材を用いると平滑に整います。擦り傷や表面のボロボロは、プライマー後にスキムコートで薄塗りを重ね、乾燥後にペーパーで整えると塗装下地が均一になります。屋外や水のかかる場所は防水形上塗りで仕上げると剥がれ再発を抑えられます。打ち放しの意匠を残す場合は、微粒樹脂パテで補修後に色調整材でトーンを合わせます。基礎や擁壁で鉄筋さびが見える爆裂は、さび落としと防錆処理の後に断面修復材での充てんが必要で、迷ったらコンクリート壁補修の業者相談が安全です。
適材選定の目安
| 損傷部位/用途 | 損傷規模・形状 | 推奨補修材 | 代表的ツール | 仕上げ/備考 |
|---|---|---|---|---|
| 室内壁のヘアクラック | 幅0.3mm未満 | 補修パテ | スクレーパー、ヘラ | 研磨後に上塗り塗装 |
| 外壁の角欠け | 深さ5〜15mm | 樹脂モルタル | コテ、面木 | 面取りで欠け戻り防止 |
| 駐車場の小穴/欠け | 深さ10〜25mm | 樹脂モルタル(耐摩耗) | 金コテ、スポンジ | 早期開放は避ける |
| 広面のはく離 | 厚さ3〜10mm | セメント系スキム | コテ、ローラー | プライマー必須 |
| 爆裂で鉄筋露出 | 局所/深部 | 断面修復材+防錆 | ワイヤーブラシ、錆止め | 業者判断が無難 |
ヘアクラックは幅0.3mm未満の微細な表面ひびで、コンクリート壁の剥がれ補修では下地の清掃と含水調整が要点です。最初に中性洗剤で汚れや油分を除去し、微細充てん材の密着を高めるためにプライマーを薄く塗布します。次に樹脂系の微細充てん材で毛細管を止水し、上塗りの相性を合わせてコンクリート補修の上塗り塗装を行います。外壁では弾性塗料、室内では水性塗料が扱いやすく、コンクリート壁ひび割れ補修方法として再発抑制に有効です。駐車場や土間は摩耗が強いため、補修材は耐摩耗タイプを選び、乾燥後にトップコートで保護します。DIYでも施工可能ですが、乾燥収縮と温度差による再開裂に注意し、薄塗り複数回で仕上げると安定します。
| 項目 | 推奨内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 下地 | 洗浄+プライマー | 含水率のばらつきを避ける |
| 充てん材 | 樹脂系微細充てん材 | 過充てんは痩せの原因 |
| 上塗り | 弾性または水性塗料 | 相性の悪い塗膜ははく離 |
| 養生 | 薄塗り複数回 | 低温時は硬化遅延 |
温度変化や沈下で動くクラックは、コンクリート剥がれの原因になりやすく、注入やV/Uカット併用が有効です。屋内の乾燥部位や基礎では低粘度エポキシ樹脂注入で一体化を図り、駐車場や外壁など動きが大きい部位ではUカット後にプライマー、バックアップ材、弾性シーリングの順で充填します。仕上げに樹脂モルタルで段差を整え、上塗りで紫外線と水分の侵入を抑えます。鉄筋が見える爆裂は防錆処理と断面修復の工程が必要で、コンクリート壁の剥がれ補修材はポリマーセメント系が安定します。DIYで難しい高所や長尺クラックはコンクリート壁補修業者へ依頼し、費用はひびの規模や足場有無で変動します。駐車場のコンクリート床剥がれ補修では耐摩耗性シーリングを選定し、車両通行は完全硬化後に再開します。
| 工法 | 適用 | 長所 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 樹脂注入 | 乾燥内装・基礎 | 剛性回復 | 乾燥条件が必要 |
| Vカット+弾性 | 中小クラック | 追従性が高い | 表面段差が出やすい |
| Uカット+弾性 | 外壁・駐車場 | 耐久・止水 | 施工時間が長い |
| 断面修復 | 爆裂・欠け | 強度回復 | 防錆と接着が必須 |
駐車場や土間のコンクリート壁の剥がれ補修や床の欠け補修は、車両荷重と凍結融解に耐える材料選定が重要です。小~中規模の欠損は速硬セメント系や樹脂モルタル、深い穴や角欠けはエポキシ系充填材で高い接着と収縮抑制を確保します。下地はカットバックして健全部を露出させ、油分や粉化層を除去し、プライマーで接着を高めます。寒冷期は基材温度と硬化時間を確認し、早期通行が必要なら速硬タイプを選びます。最後に面処理で段差をなくし、再剥離を防ぎます。
用途別に推奨材料と要点を整理します。
| 用途/症状 | 推奨材 | 目安厚み | 要点 | 通行再開 |
|---|---|---|---|---|
| 小穴・ピンホール | 速硬セメント微粒 | 3〜10mm | 含水調整とプライマー必須 | 2〜4時間 |
| 角欠け・深穴 | エポキシモルタル | 10〜50mm | 断面補強と段欠き成形 | 6〜24時間 |
| 剥がれ充填 | 樹脂モルタル | 5〜20mm | 収縮低減型で凍害に強い | 4〜8時間 |
| ひび割れ注入 | 低粘度エポキシ | 0.2〜1.0mm | 乾燥下で注入停滞防止 | 12時間〜 |
表面のコンクリート剥がれや摩耗は、薄塗りモルタルで平滑化し、その上に防塵塗料や防水トップで仕上げると耐摩耗と耐水性が向上します。車輪のスリップを避けるため、骨材入りのノンスリップ仕上げやシリカサンド散布が有効です。上塗り前は含水率とpHを確認し、密着障害となるレイタンスや油分を機械研磨で除去します。屋外の土間や駐車場では紫外線劣化に強いトップコートを選定し、排水勾配を維持して水たまりを防ぎます。
仕上げ仕様の比較です。
| 仕上げ | 主目的 | 膜厚/塗り回数 | 特徴 | 適用部位 |
|---|---|---|---|---|
| 薄塗りポリマーセメントモルタル | 平滑化・下地調整 | 1〜3mm/1〜2回 | 高密着・収縮小 | 屋内外床・立上り |
| 防塵塗料(エポキシ/ウレタン) | 防塵・耐摩耗 | 100〜300μm/2〜3回 | 耐摩耗・清掃性 | 屋内床・駐車棚 |
| 防水トップ(ウレタン/アクリル) | 防水・耐候 | 0.5〜1.5mm/2〜3回 | 耐水・対候性 | 露天スラブ・ランプ |
| ノンスリップ骨材散布 | 滑り抵抗 | 砂0.3〜0.6mm | 濡れ面で有効 | 勾配部・出入口 |
進行したコンクリート壁の剥がれや爆裂は、鉄筋腐食や内部空隙が原因のことが多く、DIYでは再発リスクが高いため業者対応が安全です。断面修復は劣化部をはつり、錆止めとプライマー後に樹脂モルタルで復元します。ひび割れが貫通している場合はエポキシ注入で構造的連続性を確保します。剥落防止はネットや繊維シートで表面を一体化し、歩行者や車両下への落下を防ぎます。浸水が原因なら防水層の再形成と目地処理で再劣化を抑制します。下地含水や温度、打継ぎ処理、養生時間の管理が品質の要です。
劣化マップ作成と打診・含水率測定、鉄筋かぶり・腐食度確認から始め、工法選定と数量算出を行います。施工ははつり→下地調整→処理剤塗布→充填・成形→仕上げ→養生の順で、各工程で付着強度や充填率をチェックします。駐車場など摩耗部は耐摩耗上塗りを加えます。施工記録は着工前後の写真、材料ロット、温湿度、配合、硬化時間、付着試験値を時系列で保存し、後日の不具合解析と保証判断に活用します。記録の網羅性がトラブル抑止と再発防止策の精度向上につながります。
コンクリート壁の剥がれ補修は、診断と施工の一貫体制を持つ業者が望ましいです。見積もり比較では、はつり面積と厚み、注入樹脂の種類と充填量、補修材のグレード、足場・養生・防水の要否を同条件で揃えます。資格はコンクリート関連の技能や施工管理の有資格者在籍を確認し、駐車場や打ち放しなど用途別の実績写真で品質を見極めます。保証は期間だけでなく適用範囲と除外条件、定期点検の有無を確認し、引渡し書類に材料証明と試験記録、施工写真一式が含まれるかを重視します。口頭説明のみの見積もりは避け、数量根拠の明示を求めましょう。
診断力は打診結果の区分け精度、ひび割れ分類、原因特定の妥当性で評価します。施工実績は類似環境(海沿い・寒冷地・屋内駐車場)での断面修復や注入の事例数、仕上がりの平滑性と色合わせを確認します。保証は付着不良や早期はく離への対応を明記しているか、再補修の範囲と費用負担、応急対応の時間目安が記載されているかが重要です。アフターは点検頻度、写真記録の提供、劣化兆候時の軽微補修メニューの有無で差が出ます。書面と写真での説明が整う業者ほど、施工品質と再発抑止に期待できます。
コンクリート壁の剥がれ補修は、損傷の程度と工法で費用と日数が変わります。ひび補修は微細なクラック充てんが中心で、材料は樹脂やモルタル系を使い、短工期で済みます。穴埋めはコンクリート補修材で欠けや穴を充填し、乾燥や硬化時間を含め半日〜1日が目安です。断面修復は爆裂や鉄筋露出を伴うケースで、錆止めや下地処理が追加され単価が上がります。表面保護は上塗りや防水塗装で再劣化を抑える最終工程です。
| 種類/条件 | 概算費用(税別) | 工期目安 | 主な材料とポイント |
|---|---|---|---|
| ひび補修(0.3mm未満) | 3,000〜15,000円/箇所 | 2〜4時間 | 低粘度樹脂やシーラーで充てん。表面補修方法は簡便でDIY向き。 |
| ひび補修(0.3mm以上) | 2,000〜6,000円/m | 半日〜1日 | エポキシ注入やUカット+シール。基礎や壁面は業者推奨。 |
| 穴埋め・欠け補修(〜手のひら大) | 8,000〜25,000円/箇所 | 半日〜1日 | 樹脂モルタルやインスタントセメント。密着剤で接着を強化。 |
| 断面修復(鉄筋露出・爆裂) | 12,000〜35,000円/箇所 | 1〜2日 | 防錆処理+断面修復モルタル。コンクリート爆裂補修方法に準拠。 |
| 表面保護(上塗り・防水) | 2,000〜4,500円/m² | 半日〜2日 | プライマー+上塗り。コンクリート補修上塗りで耐久性向上。 |
| 駐車場の局部補修 | 9,000〜30,000円/箇所 | 半日〜1日 | 耐摩耗型補修材。車両通行は硬化後に再開。 |
| 足場・高所追加 | 15,000〜80,000円/式 | 設置〜撤去1〜3日 | 2m超や外壁で必要。安全管理を含む費用。 |
火災保険や共済は「偶然かつ外来」の損害が対象です。コンクリート壁の剥がれ補修で適用されやすいのは、台風の飛来物による欠け、風災での外壁ひび、落雪・水害による剥離などです。一方、経年劣化や施工不良のみが原因の損傷は対象外となるのが一般的です。駐車場コンクリートの欠けでも、風災起因が立証できれば補修費用の一部が支払われることがあります。
| 項目 | 要点 | 実務のコツ |
|---|---|---|
| 適用が見込める災害 | 風災・雹災・雪災・水害・物体衝突 | 暴風日の気象データと被害発生日を一致させる |
| 対象外の典型 | 経年劣化、凍害の累積、施工不良のみ | 原因混在時は専門業者の所見書で補強 |
| 必要書類 | 被害写真、見積書、被害状況の説明、保険証券 | 写真は遠景・中景・近景とスケール付きを用意 |
| 写真撮影の要点 | 破断面、鉄筋の錆、剥落物、位置関係 | 施工前中後の3工程を記録 |
| 見積書の作り方 | 工法別内訳(断面修復、上塗り等)を明記 | 足場や養生、廃材処分も区分計上 |
| 申請フロー | 連絡→書類提出→査定→承認→施工→完了報告 | 事前承認前の着工は避ける |
| 自己負担の抑え方 | 災害部と劣化部を分離見積り | 共済と保険の重複は規定確認 |
コンクリート壁の剥がれ補修では、密着性や可使時間、色調、屋外適性が成果を左右します。樹脂モルタルはコンクリート補修の上塗りや穴埋めに強く、収縮が小さいため駐車場や基礎にも適します。セメント系は広面積を低コストで仕上げられ、コンクリート表面補修方法として汎用的です。エポキシは高い接着と耐久で爆裂部の端部補強や欠け補修DIYの下地固定に有効です。シリコンは可とう性と防水に優れ、壁のひび割れ補修方法の止水や打ち放しの目地処理に向きます。可使時間は樹脂やエポキシが短めで、施工面積や温度に応じた段取りが重要です。色はグレー主流ですがホワイトや着色対応で既存色に合わせやすいです。屋外は紫外線や凍結融解への耐性を確認し、コンクリート剥がれ補修材は適合製品を選定します。
| 種類 | 主成分/特徴 | 密着性 | 可使時間の目安 | 代表色 | 屋外適性 | 主な用途例 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 樹脂モルタル | セメント+ポリマー | 高い | 中 | グレー中心 | 高い | 壁面の剥がれ補修、上塗り仕上げ |
| セメント系 | ポルトランドセメント | 中 | 長い | グレー | 中 | 広面積の下地調整、土間の表面補修 |
| エポキシ | エポキシ樹脂二液 | 最高 | 短い | 透明〜淡色 | 高い | 角欠け固定、ひび注入、鉄筋周り |
| シリコン | シリコーンシーリング | 中 | 中 | グレー/ホワイト | 高い | 目地・微細クラックの止水 |
使い分けは下地強度、荷重、止水要件で決めます。壁のコンクリート壁の剥がれ補修は樹脂モルタルで面を整え、微細クラックはシリコンで雨水の侵入を抑えます。床や駐車場は荷重と摩耗が大きいため、高強度の樹脂モルタルやエポキシで欠けを充てんし、必要に応じてセメント系で平滑化します。基礎は凍結融解や雨掛かりを受けるため、密着性と防水性を重視し、ひびにはエポキシ、表層は樹脂モルタルが無難です。屋内の小欠損やコンクリート補修の穴埋めは低収縮材で段差を抑えます。DIYでは可使時間と作業範囲を見極め、気温が高い日は一度に練る量を減らし、硬化中は散水や湿潤養生を行います。打ち放しは色合わせに配慮し、試し塗りで色差を確認してから本施工に進めます。
コンクリート壁の剥がれ補修後は、下塗りで吸い込みを均一化し、密着と色ムラ抑制を図ります。中塗りでは膜厚を確保し、上塗りで耐候性と意匠を仕上げます。打ち放しの色合わせは、試し塗りで既存色の明度・彩度・グレー比率を合わせ、補修跡の段差は上塗り前に樹脂モルタルで微修正します。駐車場に隣接する壁は汚れや白華が出やすいため、低汚染型塗料や撥水剤の併用が有効です。小面積のコンクリート補修はDIYでも可能ですが、広範囲や爆裂後の再塗装は業者の管理下で行うと仕上がりが安定します。
| 項目 | シリコン系 | フッ素系 | 無機ハイブリッド | クリヤー(撥水/保護) |
|---|---|---|---|---|
| 耐候性 | 10〜12年目安 | 15年以上目安 | 18年以上目安 | 下地依存 |
| 低汚染性 | 良 | 優 | 最優 | 撥水に依存 |
| 打ち放し質感再現 | 可(艶調整) | 可 | 可 | 最適 |
| コスト | 低〜中 | 中〜高 | 高 | 低〜中 |
| 適用例 | 一般外壁 | 高日射面 | 長寿命志向 | 打ち放し保護 |
コンクリート剥がれ補修後の長期安定には、目地シーリングと防水トップの維持が不可欠です。開口部や打継ぎのシーリングは硬化や亀裂が剥がれ再発の起点になるため、可塑剤移行の少ない変成シリコーンや低モジュラスを選び、プライマーで接着を安定化させます。屋根・笠木・庇の雨仕舞いを整え、立上りと水平部の取り合いに防水トップを被せると白華の発生が抑えられます。点検は年1回、台風や地震後は臨時点検を行い、早期のひび補修と洗浄で美観と耐久を両立します。
| メニュー | 周期目安 | 点検要所 | 重点対策 |
|---|---|---|---|
| シーリング更新 | 7〜10年 | 目地・窓周り・打継ぎ | 三面接着回避、バックアップ材 |
| 撥水材再塗布 | 5〜7年 | 雨掛かり面 | 吸水率低減で白華抑制 |
| 塗装再仕上げ | 10〜15年 | 退色・チョーキング | 下地調整と膜厚確保 |
| 排水・雨仕舞い | 年1回 | 笠木・ドレン | 堆積物除去で漏水防止 |
戸建てのコンクリート壁で発生した角欠けやヘアクラック、薄い表面剥がれは、適切な材料選定と養生でDIY補修が可能です。屋外の外壁や駐車場土間では、下地清掃後に密着性を高めるプライマーを塗布し、樹脂配合のコンクリート補修材やモルタルを充てんします。角部は面木代わりに当て板で成形し、コテで押さえた後に湿潤養生を行います。基礎の細いひびは注入タイプで封止し、表面は上塗りで段差を抑えます。再発防止には水の侵入経路を同時に封じ、車輪が当たる駐車場の欠けは耐摩耗タイプを選ぶことが効果的です。
鉄筋腐食による爆裂や深い断面欠損、擁壁や高所の剥落リスクは、専門工事での断面修復や剥落防止ネットが有効です。鉄筋の発錆部ははつり出し後に防錆処理を行い、ポリマーセメントモルタルで断面修復します。外壁や擁壁の広範なコンクリート壁の剥がれ補修では、下地補強のうえ仕上げ塗装まで一体で施工し、駐車場の欠けやひびには高強度材料で局所補修と表面保護を両立します。施工前後で落下危険箇所が減少し、ひび幅も安定化します。高所や交通動線上は足場と仮設で安全を確保します。
コンクリート壁の剥がれ補修では、主観に頼らず中性化深さ、含水率、気象条件を定量把握することが精度を高めます。中性化試験は割裂後にフェノールフタレインを噴霧して非着色域を計測し、鉄筋かぶりとの関係を確認します。含水率は表面電極式や重量法で測定し、乾燥度合いに応じて樹脂やモルタルの選定と硬化時間の設定を最適化します。気温、湿度、風速、日射は硬化と収縮に影響するため、施工日の午前/午後で別記録し、上塗りや養生時間を調整します。駐車場の補修では車両通行再開時刻を含めて計画し、再発防止策に反映します。
ユーザーの実体験は、コンクリート壁の剥がれ補修をDIYで行うか業者へ依頼するかの判断材料になります。写真は施工前の欠けや爆裂、補修材の充填、上塗り後の表面まで同一角度で撮影します。費用は補修材、工具、養生、業者費用を分けて提示し、工期は乾燥・硬化待ちを含む実作業時間で表示します。満足度は美観、強度、再発有無をスコア化し、駐車場と室内壁で分けて比較します。匿名化は位置情報と人物識別要素を削除し、領収書や見積書の金額のみを残します。コンクリートの欠け補修の費用感や上塗りの効果を、再劣化の有無とセットで示すと有効です。
【参考指標の例】
| 指標項目 | 測定・記録方法 | 活用ポイント | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 中性化深さ | 割裂面に指示薬噴霧し非着色域をmmで計測 | 鉄筋位置と比較し爆裂予兆を評価 | 乾湿状態で結果が変わるため条件記録 |
| 含水率 | 表面電極式または重量法 | 充填材の密着・硬化時間設定 | 雨後は再測定し施工延期判断 |
| 気象条件 | 気温/湿度/風速/日射の時系列 | 養生時間、上塗り可否の判断 | 強風・高温時の急乾収縮を回避 |
| 施工写真 | 同一距離・同一角度で前中後 | 仕上がり比較と再発監視 | 影と露出を統一し誤認防止 |
| 費用内訳 | 材料/工具/養生/業者費 | DIYと業者の比較検討 | 単価は地域差を明示 |
| 満足度 | 強度/美観/再発の3軸評価 | 次回の補修方法選定 | 主観偏重を避け数値化 |
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