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2026.02.25

一条工務店の住宅から雨漏りが起きた瞬間、多くの方がまずアフターサービスセンターに電話をします。その判断自体は正しく、構造や防水には長期保証があり、定期点検をきちんと受けていれば無償や延長保証の対象になるケースも少なくありません。ただし、他社で安易に補修工事をすると保証が失効したり、「一条工務店 雨漏り 多い」という噂に振り回されて高額な屋根工事や外壁塗装を契約してしまうリスクが現場では頻発しています。
このページでは、一条工務店の住宅からの雨漏りについて、保証とアフターサービスでどこまで守られるのか、太陽光やパラペット屋根・バルコニー・ハイドロテクトタイル周りで実際に多い原因、火災保険でカバーできる水漏れと自費になるケースの境界、そして一軒家の修理費用の目安とメーカーと地元業者の最も損しない使い分け方までを、現場の調査・施工の視点で整理します。
「とりあえず様子を見る」「とりあえず塗装すれば止まる」と判断した数ヶ月後に、部屋のカビや断熱材の劣化で追加の被害と費用が膨らむケースも珍しくありません。この記事を読み進めれば、今すぐやるべき記録と応急処置、一条工務店への相談メモの書き方、他の修理業者へ相談しても保証を守れるライン、横浜・神奈川特有の雨風リスクを踏まえたメンテナンスの優先順位まで、一連の判断軸を一度で把握できます。「誰に何をどこまで任せるか」を間違えなければ、手元に残る現金と住まいの寿命は大きく変わります。

高気密高断熱で評判の住宅でも、雨漏りリスクはゼロにはなりません。構造躯体は強くても、雨が入り込むのは「点」と「線」、つまり
サッシまわりやコーキング、防水立ち上がり、太陽光の取合いなどの細いスキマです。
よくある勘違いは、次の3つです。
どれも、現場の感覚では半分だけ正しくて半分は危険です。
構造や性能が高いほど、「小さな雨水の侵入」がカビや断熱材の劣化に直結するので、むしろ早期発見が重要になります。
新築一戸建てでも、台風被害や施工不良が重なれば、数年で雨漏りが発生するケースがあります。一方で、10〜15年を過ぎると、防水やコーキングの劣化による雨漏りがぐっと増えてきます。
ざっくりした感覚を表にまとめると、次のようなイメージです。
| 築年数の目安 | 起こりやすい原因 | 受け止め方のポイント |
|---|---|---|
| 〜5年 | 施工不具合、部材不良、台風災害 | 保証や無償対応の範囲をまず確認 |
| 6〜15年 | コーキング劣化、防水層のひび、排水不良 | メンテナンス前後で差が大きい時期 |
| 16年〜 | 防水寿命、金属部のサビ、タイル目地の劣化 | 部分補修で済むか大規模工事かの分かれ目 |
このタイミングと、メーカーの長期保証・防水保証の条件がどう重なっているかを冷静に見ると、「今は保証狙いで動くべきか」「保険や自費で賢く直すべきか」が判断しやすくなります。
検索すると、雨漏りのブログやSNS投稿が目につき、「うちの家も同じでは」と不安になる方が多いです。ただ、そこには次のような“偏り”があります。
私の視点で言いますと、「このメーカーだから多い・少ない」よりも、どんなプラン・屋根形状・防水仕様を選んだかと、10年前後の点検・補修をどこまでやったかで、リスクは大きく変わります。
噂に振り回されないためのチェックポイントは次の3つです。
この3つを押さえると、感情的な不安から一歩抜け出し、「うちの家は今どこが弱点で、何から確認すべきか」が見えるようになります。ここから先は、保証内容と現場の原因を照らし合わせながら、損をしない動き方を組み立てていくことが大切です。
「どこまでタダで直してもらえて、どこから自分の財布が痛むのか」
多くの施主さんが一番モヤモヤするのがここです。保証書を読み込むより、まずは全体像を把握した方が判断しやすくなります。
ざっくり押さえるべきポイントはこの3つです。
ここからもう少し踏み込んで整理していきます。
雨漏りの保証は「どの部分で、何が原因か」で扱いが変わります。代表的な考え方を表にまとめると、イメージしやすくなります。
| 部位の例 | 保証の性質のイメージ | 無償になりやすいケース | 有償になりやすいケース |
|---|---|---|---|
| 構造躯体まわりの防水 | 長期保証の対象 | 新築時の納まり不良、施工ミス起因の雨漏り | 長年のコーキング劣化放置、増改築の影響 |
| バルコニー・屋上防水 | 一定年数ごとの防水保証 | 所定年数以内の防水層不良 | 経年劣化・排水口詰まりによるオーバーフロー |
| サッシ・コーキング | 短〜中期の保証 | 早期の著しい割れ・剥離 | 経年劣化・地震や台風後の細かなひび |
多くのハウスメーカーは、雨漏り関連の長期保証を「定期点検を受けて、必要な有償メンテナンスを実施していること」を延長条件にしているケースが多いです。
ここが見落とされがちなポイントです。
こうした積み重ねで、いざ雨漏りしたときに「保証対象外」と判断されるリスクが高まります。
私の視点で言いますと、点検をしっかり受けてきたお宅ほど、いざという時に無償範囲の説明もスムーズで、施主さんのストレスも明らかに少ないです。
困るのは、「安く済ませたい」と思った行動が、数十万円レベルの損につながるパターンです。
代表的な落とし穴を挙げます。
このように、メーカーが設計・責任を持っている防水ラインに他社が手を入れると、「以後その部分は保証対象外」とされる可能性があります。
見た目はきれいに直っていても、図面と違う納まりになってしまえば、原因の切り分けが難しくなるからです。
ですから、他社に相談するタイミングは次の順番が安全です。
この順番を守るだけで、保証失効のリスクはぐっと減らせます。
「メーカーの見積り、正直高い気がする」と感じる施主さんは多いです。
ただ、単純な金額比較だけで判断すると、後から後悔しがちです。
見直すべきポイントは次の3つです。
目視だけか、散水調査や開口調査まで踏み込むのかで、再発リスクは大きく変わります。雨水の侵入経路を図面レベルで説明してもらえるかも確認したいところです。
「今漏れている一点だけ塞ぐ」のか、「周辺一帯の防水ラインをまとめて見直す」のかで、費用も持ちも変わります。高い見積りほど、周辺の劣化も含めて面で押さえようとしているケースが目立ちます。
コーキング一つでも、下塗りの有無、撤去して打ち替えるのか、上から足すだけなのかで、耐久年数が大きく変わります。
外装専門の修理業者に相見積りを取る場合も、この3点をそろえて比較することで、「高いけれど納得できる提案」なのか、「ただ単に単価が高いだけ」なのかが見えてきます。
費用は家計に直結する部分ですが、雨漏りは一度こじらせると断熱材の交換や内装リフォームまで連鎖し、結果的に何倍もの出費になることもあります。
短期の金額より、「10年先にまた同じ雨漏りで悩まないか」を基準に、アフターサービスと他社業者を上手に使い分けていただきたいところです。
「屋根も外壁も高性能なのに、なぜうちだけ…?」というご相談は少なくありません。構造自体は強くても、弱点は“点”と“線”のごく小さな部分に集中するからです。ここでは、現場で実際に多い原因だけをピンポイントで整理します。
ポイントは次の3つです。
太陽光発電付きの屋根で多いのは、「パネル本体」ではなく周りの納まり部分からの雨漏りです。
代表的な原因は次の通りです。
屋根材自体の防水性能は高くても、ビス1本の穴処理が甘いだけで、そこから野地板→断熱材→室内へと雨水が進行します。特に、築10年前後からは紫外線でコーキングが硬化・ひび割れしやすく、見た目では分からないケースが多いです。
屋根点検のポイントをまとめると、次のようになります。
| チェック項目 | 要注意サイン | 対応の目安 |
|---|---|---|
| パネルまわりのコーキング | ひび割れ・剥がれ・痩せ | 打ち替えや板金補修を検討 |
| 屋根裏の状態 | 雨の後に湿り・シミ | 早期の雨漏り調査を依頼 |
| 室内天井 | 輪染み・クロスの浮き | メーカーと専門業者へ相談 |
太陽光は「発電設備」でもあり、触り方を間違えると保証や安全性に関わります。配線と防水ラインを分けて考え、構造を理解している業者に調査を任せることが重要です。
パラペットルーフやバルコニーは、デザイン性と引き換えに排水トラブルに弱い構造です。私の視点で言いますと、雨漏り現場で一番「もったいない」と感じるのが、この排水まわりです。
典型的なパターンは次の3つです。
バルコニーは「半分屋根・半分外部」のような場所で、防水層・立ち上がり・排水・笠木の4点セットで考える必要があります。
| 部位 | よくある不具合 | 放置したときのリスク |
|---|---|---|
| 排水ドレン | 落ち葉・砂・ゴミ詰まり | オーバーフロー→室内側に浸水 |
| 防水シート | ひび割れ・浮き | 下地合板が腐朽・カビ発生 |
| 笠木・手すり | ビス部のシーリング切れ | 壁内に雨水が回る |
月1回の簡単な掃除と、大雨後の水たまり確認だけでも、雨漏りリスクはかなり下げられます。
タイル外壁は「頑丈で安心」と思われがちですが、実際の雨水の通り道はタイルそのものではなく“目地”と“取り合い”です。
現場で多いのは次のようなケースです。
タイル外壁の雨漏りが厄介なのは、室内に出てくる位置と、実際の侵入口が離れていることが多い点です。クロスのシミだけを見て場所を決め打ちすると、無駄な解体が増えます。
プロが見るポイントは、次のような「線」と「点」です。
外壁塗装だけで表面を塗りつぶしても、防水ラインそのものが切れていれば雨漏りは止まりません。下地まで追いかけた調査と部分補修が鍵になります。
「最近、雨の音がやけにうるさい」「壁の中からポタポタ音がする」という相談は、放置すると厄介なトラブルにつながります。
考えられる主な原因は次の3つです。
チェックの優先順位を整理すると、次のようになります。
雨樋の不具合であれば、比較的軽い補修で済むことが多いですが、内部結露や床暖房の漏水は、構造や設備に関わるため長期化・高額化しやすい分野です。音や違和感が続く場合は、早めにメーカーと外装の専門業者、両方に状況を共有し、原因を切り分けていくことが大切です。
小さなサインの段階で動けるかどうかが、数万円の補修で済むか、数十万円規模の工事になるかの分かれ目です。
天井からポタポタ落ちてくると、真っ先にバケツやブルーシートに手が伸びますが、最初の数分でどれだけ記録できたかが、その後の保証や保険、修理費用に直結します。応急処置と並行して、次の順番で落ち着いて記録してみてください。
スマホで撮るときは、「全体→少し引いた中間→アップ」の3段階で撮ると、施工業者やアフター担当が原因箇所を絞り込みやすくなります。新築一戸建てであっても、記録がない状態とある状態では調査工事の精度がまったく違います。
天井のシミは、濡れた直後と半日後で色が変わります。できれば経過も数回撮影し、メモアプリで「〇月〇日 21時 台風 時々突風」のように残しておくと、防水ラインの想定やコーキング劣化の有無が読みやすくなります。
慌ててセンターに電話すると、言いたいことが飛んでしまいがちです。掛ける前に、次のような「伝えるべき項目」をメモしておくとやり取りがスムーズになり、無償対応の判断材料も揃いやすくなります。
電話中に「写真や動画を共有したい」と一言添えておくと、後の調査担当者との連携が取りやすくなります。メーカー側も、保証の対象かどうかを構造・施工履歴から判断するため、情報が多いほど動きが早くなります。
私の視点で言いますと、最初の電話で「他社の業者にもう見てもらいました」と不用意に伝えると、保証の扱いがシビアになるケースがあります。まだ工事や補修をしていない段階なら、「相談だけ」と明確にしておくことをおすすめします。
火災保険と聞くと火事だけのイメージがありますが、実務では風災・雹災・雪災に伴う屋根や外壁の損傷からの雨漏りが対象になるケースが少なくありません。ただし、経年劣化が原因と判断されると支払い対象外になりやすいのが現実です。
火災保険で見られる主なポイントを、ざっくり整理すると次の通りです。
| 見られるポイント | 対象になりやすいケース | 対象外になりやすいケース |
|---|---|---|
| 発生日 | 台風翌日から急に発生 | 数年前から少しずつ進行 |
| 原因箇所 | 瓦や板金の飛散、サッシの破損 | コーキングの自然劣化、防水層の寿命 |
| 被害状況 | 天井ボードの交換、断熱材濡れ | 目立たない小さなシミの放置 |
ポイントは、「突然性」と「外力」です。台風のあとに屋根材やバルコニーの笠木が飛んで、その後から雨漏りが始まったようなケースは、保険会社に相談する価値があります。一方で、築15年を超えた住宅で防水シートやコーキングが完全に寿命を迎えた場合は、保険ではなく計画的なメンテナンスとして見られることが多いです。
まずはアフターサービスセンターに状況を共有しつつ、保険会社側にも同じ写真とメモを送って見解を聞くと、自己負担の目安がつかみやすくなります。
写真や動画は、アフター窓口だけでなく、地元の修理業者や塗装専門店に相談する際にも武器になります。雨漏り調査や修理の現場では、「どこから入って、どこに出ているか」を線で想像できるかどうかが、工事の精度と費用の相場に直結します。
写真・動画を撮るときの押さえどころは次の3つです。
これらを共有すると、業者から受け取る提案が「塗装一式」だけの大ざっぱな工事ではなく、接合部の防水や部分補修を含めた具体的な工法提案になりやすくなります。複数社に依頼したときも、同じ情報を渡すことで見積り条件が揃い、費用比較もしやすくなります。
結果として、
というメリットが生まれます。雨水そのものより、情報の漏れのほうが家計にとって大きな被害になることもあります。数分の撮影とメモが、10年単位の安心とお金を守ることにつながります。
「誰に頼むか」で修理費用も仕上がりも数十万円単位で変わります。構造をよく知るメーカーと、外装を極めた地域の修理業者、それぞれの得意分野を踏まえて動いた人ほど、トータルの出費が抑えられている印象です。
雨水が室内に出てきたら、最初の一手で損得がほぼ決まります。次のようなケースでは、優先してアフターサービスセンターに連絡した方が安心です。
この段階で他の修理業者に工事まで依頼してしまうと、構造や防水の長期保証が失効するリスクがあります。メーカー側の記録と図面を活用した調査ができることも大きく、原因が構造部か、外装だけの問題かを切り分けやすい点もメリットです。
私の視点で言いますと、構造にかかわる雨漏りなのか、外壁やコーキングの劣化レベルなのかを最初に見極めると、その後の費用計画が格段に立てやすくなります。
一方で、すべてをメーカー任せにした結果、費用も時間もかさんでしまうケースもあります。現場で見かけるパターンを整理すると、次のようになります。
メーカー側にも責任範囲を守る必要があるため、安全側に大きめの工事内容を提案しやすい事情があります。雨漏りは「ピンポイント補修で止められるケース」と「一式工事が必要なケース」がはっきり分かれるため、外装専門の修理業者の目で一度比較しておく方が、無駄な工事を避けやすくなります。
ハウスメーカーと地元の修理業者を賢く併用すると、保証もコストも両立しやすくなります。ポイントは「どこまで見てもらい、どこから触らないか」を事前に決めることです。
主な役割分担のイメージを整理します。
| 相談先 | 向いている内容 | 触らせない方がよい部分 |
|---|---|---|
| 一条工務店アフター | 構造、防水、設備の不具合の判断、保証範囲の確認、図面に基づく雨漏り調査 | 他社が先に開口したり改造してしまう工事全般 |
| 地元の修理業者 | 外壁や屋根、バルコニー防水、コーキングの劣化診断と補修、応急処置、火災保険を視野に入れた提案 | 構造体の勝手な改造、メーカー設備の分解や改造 |
併用するときの注意点は次の通りです。
このルールを守るだけで、「他社が触ったから保証対象外」と言われるリスクを避けながら、現場をよく知る職人の提案も受けられます。
修理費用の相場感が分からないと、見積書を見ても高いのか安いのか判断できません。雨漏り修理は、規模と工法でだいたい次のようなレンジになります。
| 工事の種類 | 内容のイメージ | 費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 部分補修 | 屋根の板金・コーキング補修、サッシ周りのピンポイント補修 | 数万円〜20万円前後 | 原因が一点に絞れたケース向き。調査力が重要 |
| 防水工事 | バルコニーやパラペットの防水層や立ち上がりのやり直し | 15万円〜60万円前後 | 面として防水ラインを再構成。下地処理の丁寧さで耐久性が変わる |
| 屋根工事 | カバー工法や葺き替えなど屋根一式のリフォーム | 80万円〜200万円前後 | 雨漏り+屋根材の寿命が近いときの選択肢。足場費も含まれがち |
部分補修で済むかどうかは、雨水の入り口が「線」か「面」かで変わります。例えば、コーキング1本の劣化やサッシ1箇所の隙間なら部分補修で済むことも多く、バルコニー床全体やパラペットの防水層が劣化していれば、防水工事の出番です。
費用を抑えたい場合は、「まず調査で入口を特定してもらい、その結果をもとにメーカー案と修理業者案を並べて比較する」という流れを意識すると、感情ではなく数字と工法で冷静に判断しやすくなります。
表面を塗れば安心、という一言で数十万円を失うケースを何件も見てきました。高性能住宅ほど「見た目だけの工事」が命取りになります。
一条クラスの住宅では、屋根材やタイルそのものより、部材と部材のつなぎ目をどう守るかが雨漏りの勝負どころです。
具体的な要注意ポイントを整理します。
| 部位 | 雨漏りの起点になりやすい理由 |
|---|---|
| 太陽光まわりの板金・ビス | 微妙な動きと熱膨張で隙間ができやすい |
| バルコニー立ち上がり | 防水シートの切り返し不良や経年劣化が集中しやすい |
| サッシとタイルの取り合い | 硬いタイルと柔らかいコーキングの差動で割れやすい |
雨水は面ではなく線や点を狙って入り込みます。ここを理解せずに「一面塗装」で済ませると、表面はきれいでも内部では雨水が進行し続ける状態になってしまいます。
現場でよくあるのが、次のようなパターンです。
原因はシンプルで、雨水の入り口(接合部・貫通部)を特定せず、出口だけ塞いだからです。出口を塞ぐと、雨水は別ルートを探して構造体や断熱材側に回り込み、かえって被害が見えにくく深刻になります。
「塗装で止めましょう」と言われたら、最低限次の質問をしてみてください。
ここに具体的な答えが返ってこない場合、雨漏り修理としてはかなり危うい提案です。
同じ「コーキング工事」「防水工事」でも、工程の組み方で10年後の状態が大きく変わります。私の視点で言いますと、次のようなチェックができるかどうかが職人レベルの分かれ目です。
既存の劣化コーキングをしっかり撤去してから充填するかが重要です。上から足すだけだと、古い層ごと剥がれてしまいます。
清掃→乾燥→プライマー→充填という基本をどこまで徹底するかで、密着力が大きく変わります。
バルコニーやパラペットは床面だけでなく、立ち上がりとジョイント金物まで含めて一体の防水ラインとして考える必要があります。
簡単にまとめると、見積書に「撤去」「下地処理」「プライマー」「立ち上がり」といった言葉がどれだけ入っているかが、10年後の差を決めるポイントになります。
高気密高断熱の家は、雨漏りに対して「弱い」のではなく、ダメージが表面化しにくいまま内部で進行しやすいという特徴があります。
この結果、次のようなトラブルが起こりがちです。
高性能住宅ほど、「少しの雨染み」「雨の日だけする壁の音」を軽く見ないことが重要です。早めに専門的な調査を入れて、接合部と防水ラインをピンポイントで直すことが、住まいと家計の両方を守る近道になります。
気密断熱性能が高いハウスメーカーの住宅は、基本構造の防水はかなりしっかりしています。屋根下地の防水シートや外壁の下地工法、サッシまわりの施工精度は、町場の工務店より安定しているケースが多いです。
一方で、実際の調査現場で雨漏りが発生しているのは、次のような「線」と「点」です。
イメージしやすく整理すると、構造は強いが接合部が弱い住まいと捉えてください。
| 強い部分 | 弱くなりやすい部分 |
|---|---|
| 構造躯体、防水シート | コーキング、板金、排水口、サッシ周囲 |
パラペット屋根やバルコニー、防水ベランダ、太陽光パネル付きの新築一戸建てはデザインも性能も魅力ですが、防水工事の「維持費」が増える選択でもあります。
覚悟しておきたいポイントは次の通りです。
見た目重視のプランほど、定期点検と部分補修を前提にした長期コスト設計が重要になります。
構造が良くても、日常管理のわずかな差で雨漏りリスクは大きく変わります。特に次の習慣が危険サインになりやすいです。
逆にいえば、
これだけで、被害が広がる前に相談しやすくなります。
高気密高断熱の住宅は、わずかな雨漏りでも断熱材や下地が乾きにくく、カビや腐朽が進行しやすい構造です。木材や断熱性能を守る意味では、「何年めだから仕方ない」という考え方自体を捨てた方が安全です。
私の視点で言いますと、築年数よりも次の3点で判断することをおすすめします。
雨漏りは「いつまでなら普通か」ではなく、「どれだけ早く見つけて小さく直すか」が費用の目安と修理費用を左右します。保証や火災保険の活用も含めて、早め早めの相談が結果的に財布を守る近道になります。
「同じ家のはずなのに、うちだけ傷み方が早い…?」
横浜や神奈川の沿岸〜湾岸エリアでよく聞く声です。高性能住宅でも、地域の雨風のクセを読まないと、気付いた時には雨漏りがじわじわ進行しているケースが少なくありません。
神奈川は台風の通り道で、風向きが変わりやすく、横殴りの雨+突風+塩分が同時に外装を攻撃します。現場で目立つのは次のようなパターンです。
ポイントは、真上からの雨ではなく“横から叩きつける雨水”が弱点を探して侵入してくることです。
セルフクリーニング機能のあるタイル外壁でも、塩害と強風が続くと想定より早く負荷がかかります。
| エリア特性 | 起きやすい症状 | 要注意ポイント |
|---|---|---|
| 海に近い沿岸部 | 目地コーキングの細かいひび割れ、タイル表面の白っぽい汚れ | 塩分でコーキングが硬化しやすく、微細な隙間から雨水が入りやすい |
| 丘陵・高台 | 風当たりの強い妻側のタイル浮き、欠け | 風圧でタイルと下地の間にストレスが溜まりやすい |
タイル自体が割れていなくても、サッシとの取り合い・タイル目地・入隅のコーキング切れからピンポイントに漏水するケースが多く、外壁塗装だけでは止まらないタイプの雨漏りになりがちです。
横浜・神奈川の気候を踏まえると、年数ごとに見るべき場所の優先順位は次のようなイメージになります。
「まだ見た目はきれいだから」と後回しにされやすいのが防水層とコーキングです。ここを先に押さえておくと、外壁塗装や屋根工事の費用対効果が一気に高まります。
横浜・神奈川では、台風や突風が原因と判断できる損傷は火災保険の申請対象になる可能性があります。私の視点で言いますと、次の流れを意識しておくと損をしにくくなります。
| 負担区分 | 使いやすい場面 | ポイント |
|---|---|---|
| 火災保険 | 台風・突風・飛来物での破損 | 原因が「経年劣化だけ」でないことを写真と報告書で説明 |
| 自費 | コーキングや防水層の単純な劣化 | 将来の雨漏り予防とセットで計画すると割安感が出やすい |
| 自治体補助 | 外壁塗装・屋根改修の省エネ・景観配慮工事 | 募集期間が限られるため、早めの情報収集が重要 |
保険と補助金をうまく組み合わせると、実際の自己負担は工事費用の“手残り”ベースでかなり変わります。
横浜・神奈川の環境では「壊れてから慌てて保険」ではなく、「台風のたびに証拠を残し、数年単位で外装計画を組む」ことが、高性能住宅を長持ちさせる近道になります。
「どこに頼るか」で、修理費用もストレスも大きく変わります。ハウスメーカーと地元の外装専門業者を上手に使い分けた方ほど、結果的に損をしていません。
雨漏り対応は、得意分野で役割分担するのが合理的です。
| 担い手 | 得意分野 | 向いているケース |
|---|---|---|
| ハウスメーカー | 構造・長期保証判断 | 築年数が浅い、構造や保証が絡む疑い |
| 地元の外装専門業者 | 屋根・外壁・防水の部分補修 | バルコニーやパラペット、コーキング劣化の雨漏り |
例えば、メーカーに構造の確認と保証範囲を見てもらいつつ、排水口まわりや防水層の劣化は外装専門業者が調査・補修を担当する形です。構造は触らず、防水ラインやコーキングだけピンポイントで直すことで、保証を守りながら費用を抑えやすくなります。
共働きや小さなお子さまがいるご家庭は、現場に付き添う時間を取りにくいのが現実です。そこで活きるのが、LINEなどでの写真・動画共有です。
これらを逐一共有してもらうことで、「本当に必要な工事だけをやっているのか」「どこまで進んでいるか」をスマホ一つで確認できます。言葉だけの説明より、接合部や立ち上がり部分の写真を見た方が、雨漏りの原因がはるかにイメージしやすくなります。
見積書は、内容を読み解ければ強力な武器になります。私の視点で言いますと、最低でも次の質問はしておくと安心です。
【見積もりで確認したいポイント】
【業者に投げるべき質問リスト】
このあたりをはっきり答えられる業者は、構造や防水ラインをきちんと理解していることが多いです。
地元の外装専門店に相談した方が良い場面と、メーカーを優先すべき場面を整理しておきます。
【地元業者への相談が力を発揮しやすいケース】
【ハウスメーカーを先に動かした方が良いシーン】
横浜や神奈川のように風雨が強いエリアでは、外装の負荷がどうしても高くなります。だからこそ、メーカーの保証判断と、地元の外装・防水の実務力を組み合わせて、「最小限の工事で最大限雨漏りを止める」戦略を取ることが、家計と住まいの両方を守る近道になります。
著者 – 株式会社匠美
一条工務店で家を建てた方からの相談で多いのが、「保証があると思っていたのに、他社で部分補修したら対象外と言われた」「メーカーの点検では異常なしと言われたが、天井のシミが広がってきた」といった声です。横浜・神奈川は台風や横殴りの雨、沿岸部の塩害もあり、太陽光付き屋根やバルコニー、パラペット周りからの雨漏りが一度こじれると、外壁塗装や屋根工事をどこまで誰に任せるかで、かかる費用も住まいの寿命も大きく変わります。実際、過去には「塗れば止まる」と説明され外壁だけ塗り替えた結果、内部の防水や板金の不具合が進行し、断熱材まで交換する大掛かりな工事になったケースもありました。私たちは、ハウスメーカーの保証と地元業者の役割を線引きしながら、火災保険の活用や優先して点検すべき場所を整理してお伝えすることで、「慌てて判断して損をする」方を一人でも減らしたいと考えています。このページは、そのために現場目線でまとめた雨漏り対策の指針です。

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