外壁タイルのメンテナンスは必要?タイミングや費用を解説!

お役立ち情報

column87のアイキャッチ

「自宅の外壁タイル、メンテナンスの必要はないのかな?」

「何か手入れをしたほうがいいのだろうか?」

このようにお悩みではありませんか?

磁器質タイルは水や熱に強く、耐久性が高い材料といえます。

タイルは外壁材としてマンションやビル、戸建住宅など幅広く採用されており、長期間の建物維持に適しているのも特徴です。

しかし、実はタイルの外壁の場合でも、メンテナンスフリーとは言えず、定期的なお手入れが必要になります。

そこで今回は、外壁タイルのメンテナンスの必要性についてお話しします。

また、タイル外壁を劣化状態のまま放置すると、どうなるのかについても解説しますので、どうぞ最後までお読みください。

外壁タイルのメンテナンスは必要?

材料としてのタイルは耐久性が高く、長期間劣化しない特徴を持っています。

タイルは丈夫だからメンテナンスの必要は無い、そう考えている方も多いでしょう。

しかし、タイルを外壁材に使用しているなら、目地コーキング、タイル接着のためのモルタル下地に対し、定期的にメンテナンスが必要です。

また、耐久性の高いタイルでも、強い衝撃や建物の揺れで亀裂が入ったり、欠損、脱落、などが発生することもあります。

さらに、タイル下地のモルタルや接着剤の劣化により、タイルが剥離する可能性もあるため、タイルの浮きや割れが確認できたら、早めのメンテナンスをおすすめします。

外壁タイルをメンテナンスしないとどうなる?

外壁タイルをメンテナンスしないと、タイルが剥離する恐れがあります。

また、タイルの亀裂を放置すると雨漏りする可能性が高くなるため、緊急の補修が必要です。

タイルに浮きが発生すると、地震や振動により大きな範囲でタイルが剥離し落下することも十分考えられます。

タイルが落下すると大変危険で、付近に人がいた場合、大怪我につながる恐れもあるのです。

タイルは重量があることや、破片が凶器になるため建物のためというより、付近に被害を発生させないため定期的なメンテナンスが必要です。

外壁タイルのメンテナンス方法と費用

地震の揺れや下地劣化によりタイルが剥離してしまった場合、タイルに亀裂が発生した場合など、それぞれメンテナンス方法と費用が異なります。

また、タイルの浮きをチェックするため金属製のチェック棒を用い、異常の有無を確認し、浮きが見られたら剥がして、新しいタイルに張り替えます。

【基本的なメンテナンス】
■シーリング打ち替え
■タイル目地モルタル補修

タイル外壁材の基本的なメンテナンスであるシーリング打ち替えはおおむね10~15年サイクルで実施します。

費用は40万円~50万円、で、足場工事費用も加算されます。

タイル目地のモルタル補修は部分補修と全体補修に分かれ、部分補修の場合の費用は約1万円~2万円/1カ所、全体補修は20~30万円程度と考えていいでしょう。
※タイル面積や現況により費用は増減しますので、参考程度にお考えください。

【タイルが剥離している場合】
■タイル下地補修の上、張替え

タイルが剥離している場合、その付近も下地が劣化して剥離する可能性が高くなります。

タイル補修は約2万円/1枚~5枚程度、で範囲によって費用が変わります。

【タイルに亀裂が発生している場合】
■シーリング充填
■状況に応じ張替え

タイルの亀裂が0.1~0.3mm程度であればシーリング充填で対応します。

費用は5千円程度ですが0.5mm以上の場合、タイルの張り替えを検討してもいいでしょう。

タイル補修の内容はリフォーム会社で現況を調査の上、決定してもらうことがベターです。

外壁タイルは水や火に強く、衝撃性にも優れているため、あらゆる建物の外壁材として使用されています。

しかし、タイル外壁の建物の弱点は、地震などの揺れにより亀裂や剥離を生じやすいという点です(タイルは揺れに追随できないため)

また、一部、剥離が発生すると広範囲で剥落する可能性があるため、日々のメンテナンスは欠かせません。

自宅のタイル外壁に問題がないか、リフォーム会社に点検依頼してみましょう。

外壁タイルのメンテナンスで建物を美しく長持ちさせましょう

タイルの美しい建物はデザイン性にすぐれ、見る人を感動させることもあるほどです。

耐久性が高いタイルは、今後も多くの建物の外壁に採用されていくでしょう。

しかし、タイル外壁も年経過により劣化していきます

美しいタイルにひび割れや剥離があると台無しですよね。

タイル外壁を長年、美しくキレイに保つには定期的なメンテナンスが欠かせません。

メンテナンス方法として、目地補修やタイル張り替えなどもありますが、タイルを保護する塗装という手段もあります。

タイル目地を残す希望があればクリア塗装を選択することで、既存タイルの美しさを保ちながらタイル保護の塗膜を形成することもできますのでおすすめです。

いつまでも美しいタイル外壁を維持するため、定期的にメンテナンスしてあげましょう。

外壁タイルについて、ご不明、ご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。

■ 外壁塗装・屋根塗装の匠美
ご相談・お問い合わせフォームはこちら ⇒

関連記事