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2026.06.10

基礎のジャンカ補修でお化粧工事に騙されない!プロが教える正しい費用と手抜き対策

基礎工事

新築の型枠が外れた我が家の基礎に、ボコボコとした砂利の塊や空洞を見つけて不安に駆られていませんか。施工会社から「よくある現象なので、後からモルタルを塗ってきれいに補修すれば全く問題ありません」と説明されても、その言葉を鵜呑みにしてはいけません。

コンクリートの打設不良であるジャンカは、正しい下地処理を伴う補修を行わなければ、数年で補修層が剥がれ落ちて雨水が侵入し、内部の鉄筋が錆びて爆発するように基礎を破壊する爆裂現象を引き起こします。

一般的に、基礎のジャンカ補修は状態の深さや大きさに応じて適切に行う必要があります。軽微な表面の崩れであればポリマーセメントなどによる補修で解決しますが、鉄筋が露出する深い空洞がある場合は、型枠を組んで無収縮グラウト材を注入するなどの本格的な断面修復が必要です。

しかし、現場では脆弱な部分を削り取る斫りやカッターでの縁切りを省き、指先でモルタルを擦りつけるだけの「お化粧ごまかし工事」が今も横行しています。この記事では、コンクリート工学協会の基準に準拠したレベル別の適正費用や、プロの左官職人が行う剥がれない補修プロセス、手抜き工事を未然に防ぐ写真管理項目まで、我が家の寿命を縮めないための実務知識を網羅して解説します。

基礎に発生するジャンカや豆板の放置はNG?お家の足元を脅かすメカニズムと危険な兆候

せっかく建てた新築の我が家や、長年大切に住み続けてきたマイホームの足元を見たとき、コンクリートの表面がボコボコと穴だらけになって砂利がむき出しになっている部分を見つけてしまったら、誰でも胸がざわつきますよね。このコンクリートの打設不良は「ジャンカ」や「豆板(まめいた)」と呼ばれ、住宅の強度を静かにむしばんでいく非常に厄介な初期欠陥です。

「ただの見た目の問題だからモルタルを塗って隠せば大丈夫」という施工業者の言葉をそのまま信じてはいけません。適切な基礎のジャンカ補修を行わずに放置すると、お家の寿命そのものが極端に縮んでしまう恐れがあります。

コンクリートの打設不良が発生する現場のリアルな原因

基礎コンクリートの打設時にジャンカが発生してしまう背景には、施工現場におけるいくつかの複合的な要因が存在します。コンクリートはセメント、水、砂、そして砂利(粗骨材)が均一に混ざり合うことで本来の強度を発現しますが、型枠の隅々まで均一に行き渡らないことで分離が生じてしまいます。

現場でジャンカが発生する主な原因を以下のリストにまとめました。

  • バイブレーター(振動機)の掛け不足や過剰攪拌

    締め固めの不足により空気や余剰水が抜けず、空洞が残ります。逆に長時間掛けすぎると重い砂利だけが下部に沈んで分離してしまいます。

  • 鉄筋の配置(配筋)が過密すぎる

    鉄筋同士の隙間が狭すぎると、骨材である砂利が引っかかってしまい、型枠の底部や奥までコンクリートが行き渡らなくなります。

  • 型枠の隙間からのセメントペーストの漏れ

    型枠の継ぎ目に隙間があると、サラサラとしたセメント液(ペースト)だけが外に逃げてしまい、現地には砂利だけが取り残されてしまいます。

  • 打設高さやスランプ(柔らかさ)の不適切さ

    高い位置から一気にコンクリートを落とすと、落下時の衝撃で比重の重い骨材が分離しやすくなります。

放置によって加速するコンクリートの中性化と鉄筋がサビて爆発する爆裂現象

ジャンカを単なる「見た目が悪いだけの穴」と軽視して放置すると、コンクリート内部で恐ろしい化学変化が始まります。本来、コンクリートは強いアルカリ性(pH12から13程度)を保っており、これによって内部の鉄筋が錆びるのを防いでいます。しかし、ジャンカという無数の空洞から雨水や空気中の二酸化炭素が容易に侵入すると、コンクリートは「中性化」と呼ばれる脆化現象を起こします。

中性化が内部の鉄筋位置まで到達すると、鉄筋を保護していた不働態被膜が破壊され、鉄筋に赤サビが発生します。サビた鉄は元の体積の数倍にまで膨張するため、内側からコンクリートを強烈に押し出します。

この現象を「鉄筋爆裂」と呼び、最終的には基礎が内側から崩壊して耐震性能を完全に失うことになります。

進行ステップ 基礎内部の状態 建物への影響度
初期(放置) 空洞から雨水や二酸化炭素が侵入 軽微(ただし中性化がスタートする)
中期(中性化) 鉄筋周辺のコンクリートがアルカリ性を失う 中度(内部の防錆環境が消失する)
後期(爆裂) 鉄筋がサビて膨張し、コンクリートを破壊する 重篤(耐震性が大幅に低下する)

基礎のジャンカに許容範囲はあるのかを日本コンクリート工学協会の基準から紐解く

施工業者から「これくらいのジャンカは許容範囲内です」と説明されても、それが客観的な事実に基づいているか判断が難しいところです。日本コンクリート工学協会(現・日本コンクリート工学会)などの専門基準を紐解くと、ジャンカはその深さや広さに応じて明確にレベル分けされています。

基本的に、表面の気泡が集まった程度の極めて微細なものを除き、砂利が完全に露出してポロポロと崩れる状態や、奥にある鉄筋が見えている状態はすべて「許容範囲外」の不具合です。

特に、指で触って簡単に砂利がポロポロと脱落するような状態であれば、それはコンクリートとしての強度をなしておらず、構造物としての耐力を発揮できません。速やかに適切な断面修復や充填補修を行うためのステップへと進む必要があります。

危険度別に仕分けるジャンカのレベル判断基準と知っておくべき適正費用相場

新築時の型枠が外れた瞬間に、基礎の表面がボコボコと穴だらけになっている姿を目にしたら、どなたでも頭が真っ白になりますよね。施工会社から「後でモルタルを塗ってきれいに隠しておきますから大丈夫です」と笑顔で説明されても、本当に家の耐震性や寿命に影響がないのか不安が募る一方です。

コンクリート打設時の不具合であるジャンカ(豆板)は、発生している深さや範囲によってお家の足元を脅かす危険度がまったく異なります。適切な是正を施工業者に求めるためにも、まずはその不具合がどのランクに位置するのか、客観的な判定基準と正しい処置に必要な適正予算を知ることが身を守る強力な武器になります。

まずは、コンクリートの状態に応じた3つの危険度レベルと、1箇所あたり(おおむね30センチメートル四方)の補修にかかる市場の適正価格を比較表で整理しました。

危険度レベル コンクリートの具体的な状態 推奨される標準的な工法 1箇所あたりの適正費用相場 お家への影響度と緊急性
レベル1(軽微) 表面に深さ数ミリメートルの薄い気泡や砂利の露出がある状態 脆弱部除去の上、ポリマーセメント薄塗り補修 8,000円から15,000円程度 美観上の問題が主で、構造強度への直截的な影響は極めて低い
レベル2(中度) 砂利や骨材がはっきりと見え、内部に空隙があるが鉄筋は見えない状態 サンダー等による縁切り、はつり、断面修復材の充填 15,000円から30,000円程度 放置すると雨水や二酸化炭素が浸入し、中性化が急速に進行する
レベル3(重篤) 内部の鉄筋が完全に見えており、奥まで空洞が貫通している状態 型枠設置の上、無収縮グラウト材の高圧・流し込み注入 30,000円から50,000円程度 鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートを内側から破壊する爆裂現象のリスク大

このように、一言でコンクリートの不具合と言っても、単なる見た目の荒れから、数年後にお家を支える力を奪い去る致命的な欠陥まで大きな幅があります。それぞれの詳しい実態と、現場で職人がどのような視点から処置を施すのかを詳しく見ていきましょう。

表面が少しボコついているレベル1の軽微なジャンカに対する表面保護と補修費用

レベル1とされる軽微な不具合は、コンクリートの表面にプツプツと小さな穴が空いていたり、薄く砂利の模様が浮き出たりしている状態を指します。これは型枠の隙間からセメントのペーストがわずかに流れ出たり、内部の空気が抜けきらなかったりしたことで発生します。

この段階であれば、基礎自体の耐震性や強度には影響がありません。しかし、だからといって「そのまま上からお化粧用のモルタルを薄く塗って終わり」にするのはプロの目から見ると大きな落とし穴があります。

なぜなら、劣化した脆い部分(レイタンスや浮いているセメント層)をサンダーという高速回転する刃で丁寧に取り除いておかないと、新しく塗った補修材がすぐにポロポロと剥がれ落ちてしまうからです。

1箇所あたりの適正な費用は8,000円から15,000円程度になります。工事の際は、薄く仕上げる部分の端部がペラペラに薄くなって剥がれる「フェザーエッジ」を防ぐため、周囲を浅くカッターで切り取ってから施工することが、数年後に補修箇所を長持ちさせる重要な鍵を握ります。

砂利や骨材が見えているレベル2の中度ジャンカに施すポリマーセメントモルタル断面修復の相場

基礎の立ち上がり部分を横から見たときに、ゴツゴツとした砂利の塊が密集しており、指で触るとパラパラと砂や石がこぼれ落ちるような状態は、レベル2の中度レベルに分類されます。内部に空隙が生まれており、この隙間から空気中の炭酸ガスや雨水がどんどん侵入してコンクリートの中性化を早めてしまいます。

このレベルで最もやってはいけない手抜きが、脆弱な部分をそのまま残し、表面だけ水っぽいセメントペーストで塞ぐ隠蔽工作です。これをやると、内部に閉じ込められた空隙の中で結露が発生し、あっという間に基礎の強度が低下します。

正しい断面修復では、まずハンマーやタガネを使って、触って動くようなもろい砂利やセメントをすべて奥まで斫り(はつり)取ります。その後、既存の乾ききったコンクリートが補修材の水分をスポンジのように吸い取って硬化不良を起こす「ドライアウト現象」を防ぐため、吸水調整用のプライマーをこれでもかと塗り込みます。

その上で、密着性と防水性に優れたポリマーセメントモルタルを、コテを使って奥までギューギューと隙間なく圧着させます。この手間の掛かる一連の作業の費用相場は、1箇所あたり15,000円から30,000円程度です。現場監督が「これくらいならサービスでチャチャッと直しますよ」と軽く流そうとしたときは、この正しい手順を踏んでいるかを必ず確認してください。

鉄筋が露出しているレベル3の重篤なジャンカを復活させる無収縮グラウト注入と型枠補修の費用

基礎のコンクリートが抜け落ちるように崩れており、中の茶色い鉄筋がむき出しになっている状態は、問答無用で最悪ランクのレベル3に指定されます。これはバイブレーターでの締め固め不足や、コンクリートを流し込む際の高さが高すぎて、砂利とセメントが分離してしまったときに起きる典型的な施工ミスです。

鉄筋が空気や雨水に触れると、すぐに錆が発生します。鉄は錆びると容積が約2.5倍に膨れ上がるため、コンクリートを内側から強烈な力で押し弾き、周囲まで粉々に破壊する「鉄筋爆裂」という恐ろしい現象を引き起こします。こうなると、お家を支える耐震性能は著しく損なわれます。

レベル3の是正は、左官職人がコテでペタペタとセメントを押し込むだけでは絶対に直せません。まずは露出した鉄筋のサビをワイヤーブラシなどで徹底的に削り落とす「ケレン」を行い、強力なエポキシ樹脂系の防錆剤を隙間なく塗布します。その後、不具合部分の周囲に強固な木製の型枠を再度組み立て、上部から「無収縮グラウト材」と呼ばれる、固まるときに一切縮まない特殊な超高強度セメント液体を、圧力をかけながら隙間なく流し込んで緊密に一体化させます。

この特殊なグラウト注入工法の適正費用は、1箇所あたり30,000円から50,000円程度と高額になります。新築であれば当然、施工会社が全額自己負担で是正すべき内容ですが、「大したことない」と誤魔化されないよう、写真や数値を突きつけて正しい工事を要求する必要があります。

DIYで使えるコンクリートジャンカ補修材のリアルな実力と陥りがちな大失敗の罠

ホームセンターやインターネット通販の手軽さから、基礎の肌荒れや空洞を自分の手で直そうと試みるオーナー様は少なくありません。しかし、コンクリートの補修は見た目を綺麗にするだけの粘土細工とは根本的に異なります。材料の特性を正しく理解しないまま作業を進めると、数年後には補修箇所が丸ごと剥がれ落ち、内部の鉄筋をより深刻なサビの危機に晒す結果になりかねません。DIYに挑戦する前に、市販の補修材が持つ本当の実力と、プロが現場で見極める限界の境界線を知っておくことが大切です。

マツモト産業のPモルと豆つぶしを徹底比較した仕上がりと強度の違い

個人でも扱いやすいコンクリート用の部分修復材として知名度が高いのが、マツモト産業の製品です。特に広く普及している「Pモル」と「豆つぶし」ですが、これらは用途も仕上がりの性質も全く異なります。

Pモルは、主に構造体の欠損部をしっかりと埋めて強度を回復させるためのポリマーセメント系コンクリート補修材です。一方で豆つぶしは、その名の通り豆板(ジャンカ)によって発生した表面の浅い凹凸を滑らかに整える、仕上用のセメントペーストに近い性質を持っています。

この2つの決定的な違いを比較表にまとめました。

項目 Pモル(20kg) 豆つぶし(15kg)
主な用途 深さのある欠損や空洞の穴埋め 表面の軽微なザラつき・穴の化粧仕上げ
特徴 高粘度で厚塗りしても垂れにくい 粒子が細かく薄塗りで綺麗に仕上がる
期待できる強度 中~高(構造の肉痩せを補う) 低(あくまで見栄え重視のコーティング)
DIY難易度 やや難しい(コテ圧が必要) 比較的簡単(ヘラ等で伸ばしやすい)

このように、強度を補う必要がある深い空洞に、塗りやすいからといって豆つぶしだけを流し込んでも、数年後には中座してボロボロと崩れてしまいます。用途に合わせた正しい材料の選定が最初の分かれ道です。

コモライフのヒビフサギーノを用いた部分的なひび割れや欠けへの正しいアプローチ

より手軽にピンポイントの隙間を埋められる商品として、コモライフの「ヒビフサギーノ」が注目を集めることがあります。チューブから直接注入できるため、ちょっとしたコンクリートのひび割れや角の欠けを埋めるには非常に便利な補修剤です。

しかし、この手の手軽な補修剤を、砂利が露出して奥に空洞が広がっているような重度の打設不良箇所に使ってはいけません。ヒビフサギーノは細微な隙間を密閉して雨水の侵入を防ぐ役割には適していますが、建物の荷重を支える基礎コンクリートとしての強度を復元する力はないからです。

DIYで対応できるのは、あくまで爪が引っかかる程度の細いヘアクラックや、角が少し擦れて欠けた部分のみです。基礎の奥深くまでボコボコとした隙間が続いている場合は、充填圧力が足りずに内部に空気が残り、中からじわじわと中性化が進んでしまうため、専門的な断面修復工法が必要になります。

乾いたコンクリートに直接塗ると発生するドライアウトという硬化不良の恐怖

DIYで最も頻発する、そして最も恐ろしい失敗が「ドライアウト」と呼ばれる化学反応の停止現象です。

セメントは、水と混ざり合うことで「水和反応」という化学変化を起こし、時間をかけて硬い結晶へと育っていきます。しかし、カラカラに乾ききった既存の基礎コンクリートに対して、そのまま新しいモルタルを直に塗りつけてしまうとどうなるでしょうか。乾いた古いコンクリートが、新しく塗られたモルタルに含まれる大切な水分をスポンジのように一瞬で吸い取ってしまいます。

水分を奪われたモルタルは、硬化に必要な化学反応を途中で強制終了せざるを得なくなります。これをドライアウトと呼び、見た目だけは固まったように見えても、実際には中身がスカスカで、指で強く擦るだけで砂のようにポロポロと崩れ落ちる脆い土壁のようになってしまいます。

この悲劇を防ぐためには、施工前に既存のコンクリートをこれ以上吸水しないというレベルまで十分に水で湿らせるか、吸水調整用の専用プライマーを均一に塗布して、水分の移動を完全に遮断する下地処理が絶対に欠かせません。プロの現場では、この目に見えない水分のコントロールこそが、美しく耐久性のある補修を完成させるための命綱となっています。

プロの左官職人が現場で実践する「絶対に剥がれない基礎のジャンカ補修」5つの技術プロセス

コンクリートの打設不良によって発生したポツポツとした空洞は、ただ上からセメントを塗って隠せば直るという単純なものではありません。住宅の足元を支える強度と耐久性を取り戻すには、職人の確かな手仕事と科学的な根拠に基づく手順が不可欠です。

プロの現場で実際に行われている、経年劣化に負けない強固な基礎に再生するための5つのステップを詳しく解説します。

カッターでの縁切りと脆弱な部分の斫りを徹底してフェザーエッジを頑なに防ぐ

どれだけ優れた補修材を使っても、下地となるコンクリート自体が脆ければ、数年もしないうちにボロボロと剥がれ落ちてしまいます。

まずはジャンカ周辺の脆くなっている「砂利」や「ペースト」の塊を取り除くため、手作業や機械(はつり機)を使って叩き落とします。このとき最も重要なのが、補修箇所の境界線を垂直に切り込むカッター入れ(縁切り)です。

もし境界線を斜めの緩やかな坂のように仕上げてしまうと、その端っこ(フェザーエッジ)のモルタルが極端に薄くなり、乾燥時の収縮や歩行などの軽い衝撃でペリペリと簡単に剥がれてしまいます。

これを防ぐために、最低でも10ミリメートル以上の深さで垂直にコンクリートを切り込み、新しい補修材がしっかりと引っかかる「ポケット」を形成します。

水分の吸い取りを完全にシャットアウトする吸水調整剤とプライマー塗布の技術

綺麗に削り落としたコンクリートの断面は、一見すると頑丈そうですが、実は非常に強い吸水性を持っています。乾ききったスポンジのような状態です。

この状態のまま新しいモルタルを塗り込んでしまうと、コンクリートがモルタルの中にある大切な水分を急激に吸い取ってしまいます。これを業界用語で「ドライアウト(硬化不良)」と呼びます。水分を奪われた補修材は、正常な化学反応を起こせず、指で触るだけでポロポロと崩れる砂利のようになってしまいます。

これを確実に防ぐため、高濃度の吸水調整剤(ハイモルエマルジョンなど)やエポキシ樹脂ペーストなどのプライマーをこれでもかと塗り込み、既存コンクリートからの吸水を完全にシャットアウトします。このひと手間が、新旧コンクリートを一体化させるための接着剤の役割も果たします。

サビを根絶するケレン作業と鉄筋の裏側まで回り込ませる強力な防錆処理

ジャンカが深く、内部の鉄筋が露出している場合は、すでに茶色いサビが発生しているケースがほとんどです。このサビをそのままにして上からモルタルを被せる行為は、病原菌を体内に閉じ込めるようなものです。

鉄筋が空気中の酸素や水分に触れると中性化が進み、サビはどんどん内部へ広がります。サビた鉄筋は元の体積の数倍にまで膨張するため、内側からコンクリートを押し出す「爆裂現象」を引き起こし、最終的には基礎を根本から破壊します。

現場では、ワイヤーブラシや研磨機(サンダー)を使い、鉄筋の裏側まで徹底的に擦って茶色いサビを完全に削り落とします(ケレン作業)。その直後、鉄筋が再び空気に触れないよう、防錆効果の極めて高い亜鉛末プライマーやエポキシ系の防錆剤を、ハケを使って隙間なく塗り包みます。

ポリマーセメントモルタルを隙間なくコテで押し込む高密度充填

下地処理と防錆処理が完了したら、いよいよ補修材を充填します。ここで一般の砂モルタルを使うのは厳禁です。プロは必ず、アクリル樹脂やエチレンなどの高分子重合体を配合した「ポリマーセメントモルタル」や、収縮の極めて少ない「無収縮グラウト材」を選定します。

ポリマーセメントモルタルは非常に粘り気が強く、曲げ強度や防水性に優れているため、基礎の断面修復には欠かせない材料です。

充填作業では、コテを使って表面をなでるのではなく、空洞の奥深くまでモルタルを「押し込む」ように圧着させます。内部に気泡(空気の隙間)を残してしまうと、そこが再び水分の通り道となり、中性化を再発させる原因になるためです。職人はコテを細かく振動させながら、一切の隙間を作らずに高密度で充填していきます。

直射日光と風から守りコンクリート本来の強度を発現させる養生の重要性

綺麗に平らに仕上がると作業は終わったように見えますが、実はここからの「養生」が基礎の最終的な強度を決定づけます。

セメントは乾燥して固まるのではなく、水と化学反応(水和反応)を起こしてゆっくりとカチカチの岩へと変化していきます。塗った直後に強い直射日光を浴びたり、風にさらされたりすると、化学反応に必要な水分が蒸発してしまい、ひび割れだらけの脆い仕上がりになってしまいます。

そのため、施工後はすぐにポリエチレンシートで全体を覆うか、定期的に霧吹きで水をかける「散水養生」を行い、少なくとも24時間は湿潤状態をキープします。この丁寧な温度と水分の管理があって初めて、地震の揺れにも耐え抜く強固な基礎へと生まれ変わります。

補修プロセスの工程 主な目的と効果 怠った場合の深刻なリスク
カッター縁切り・斫り 端部の厚み(10ミリ以上)を確保し、剥離を防ぐ 数年で端部からパラパラと剥がれる
吸水調整剤(プライマー) 既存コンクリートへの水分移行(ドライアウト)防止 モルタルが硬化不良を起こして粉化する
鉄筋のケレン・防錆処理 鉄筋の中性化とサビの進行を完全に遮断する 内部で鉄筋が膨張し、爆裂現象で基礎が割れる
ポリマーセメント高密度充填 隙間のない一体化と、高い防水・接着強度の実現 内部に空洞が残り、耐震強度が戻らない
湿潤養生(シート・散水) 急激な乾燥を防ぎ、コンクリート本来の強度を発現 水分不足により、無数のクラックが表面に入る

新築引き渡し前や既存住宅のメンテナンスで横行する「お化粧ごまかし工事」の見抜き方

せっかく手に入れたマイホームの基礎に、ボコボコとした砂利の塊や空洞が見つかると、本当にこの家は大丈夫なのだろうかと眠れないほどの不安に襲われるものです。特に新築の型枠が外れた直後や、築年数を経て外壁塗装を検討するタイミングで発覚するコンクリートの打設不良は、放置すれば建物の耐震性や寿命に致命的なダメージを与えます。

しかし、現場の知識を持たない施主に対して、施工会社や工務店の担当者が「よくあることですから、モルタルを塗って綺麗に直しておきますね」と、事もなげに説明するケースが後を絶ちません。この言葉を鵜呑みにしてしまうと、数年後に補修箇所がポロポロと剥がれ落ち、内部の鉄筋が錆びて破裂する大きなトラブルに発展します。お家の土台を守るためには、その場しのぎの対策を見抜き、根本的な解決を求める知識が不可欠です。

脆弱部を削らずに指でモルタルを擦りつけるだけの指モルタルという隠蔽手口

現場で最も横行している手抜き工事の代表格が、業界内で指モルタルと呼ばれる極めて悪質な隠蔽工作です。これは、型枠を外した際に見つかったボコボコした空洞に対して、グラグラと動く脆いコンクリートの砂利や粉を取り除く作業を一切行わず、職人が指先やコテ先で砂モルタルを隙間に押し込み、表面だけを平らにならす手法を指します。

この方法で処理された不具合箇所は、引き渡し時には綺麗に隠れて見えなくなりますが、数年で必ず破綻します。本来、新しい補修材を密着させるためには、脆い部分を削り取る斫り(はつり)作業や、端部が薄くなるのを防ぐためのカッター入れが不可欠です。これらを怠ると、既存の古いコンクリートが新しいモルタルの水分を急激に吸い取ってしまい、化学反応が正常に進まずに砂のように崩れるドライアウト現象を引き起こします。結果として、わずか3年から5年ほどで表面の皮膜が剥がれ、内部に侵入した雨水や空気によってコンクリートの中性化が一気に加速してしまいます。

手抜き補修を未然に防ぐために施工業者へ事前に突きつけるべき写真管理項目リスト

業者の言いなりにならず、正しいプロセスで直してもらうためには、工事が始まる前に「各工程の写真をすべて記録し、報告書として提出してください」と明確に条件を突きつけることが最も効果的です。プロの職人であっても、記録として証拠が残るとなれば、絶対に手抜き作業はできません。

是正工事を依頼する際に、必ず提出を義務付けるべき写真管理項目を以下のリストにまとめました。

  • 着手前の状態写真:不具合の発生箇所、大きさ、深さが明確にわかるメジャーを当てた写真

  • 脆弱部除去・縁切りの写真:サンダーやカッターを用いて周囲に縁を切り、脆い砂利を斫り落とした後の写真

  • 清掃・プライマー塗布の写真:内部の粉塵を綺麗に掃除し、吸水調整プライマーを隅々まで塗布している写真

  • 充填作業中の写真:ポリマーセメントモルタルや無収縮グラウト材を隙間なく高密度に押し込んでいる写真

  • 仕上がり・養生の写真:コテで平滑に仕上げた後、急激な乾燥を防ぐためのシート養生などを行っている写真

これらのプロセスが1枚でも抜けている場合、それは見えないところで手抜きが行われた強力なサインとなります。工事前にこのリストをメールや書面で提示し、約束を守ってもらいましょう。

公共建築改修工事標準仕様書をベースに施主が論理的に是正を要求するための交渉エビデンス

施工業者と交渉する際、「ネットに書いてあったからやり直してほしい」と主張しても、「これは許容範囲内です」「住宅の強度には影響ありません」とかわされてしまうのがオチです。相手を納得させ、ぐうの音も出ないようにするためには、国が定めた公的な技術基準を交渉の盾として使うのが鉄則です。

最も信頼性の高いエビデンスとなるのが、国土交通省が監修している公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)です。この仕様書では、コンクリートの断面修復や不具合の是正において、以下のような厳格なルールが定められています。

項目 公共建築改修工事標準仕様書に基づく是正基準 施主が確認すべきチェックポイント
下地処理 脆弱部を完全に除去し、付着を阻害する物質を取り除く 砂利や粉っぽい部分が残ったまま上塗りされていないか
断面修復材 接着性と防水性に優れたポリマーセメントモルタル等を使用する 単なる安価な砂モルタルで埋めていないか
防錆処理 鉄筋が露出している場合は、錆を完全に落とした上で防錆材を塗布する 錆びた鉄筋の上からそのままモルタルを被せていないか

交渉の場では、「公共建築改修工事標準仕様書に準拠した施工、特にポリマーセメントモルタルを用いた断面修復と同等の手順でやり直してください」と指定してください。この一言を伝えるだけで、施工会社は「この施主はごまかせない」と判断し、一転して極めて真摯な対応をとるようになります。大切な我が家の寿命を縮めないためにも、正しい知識という武器を持って、毅然とした態度で臨みましょう。

外装塗装と基礎補強をワンストップで解決するメリットと生涯メンテナンス費用の節約術

お家の寿命を左右する外壁の防水性と基礎のクラック保護は連動している

多くの住宅オーナー様が「外壁の塗り替え」には敏感ですが、実は建物の健康状態を維持するためには、屋根や外壁の防水性と足元を支える基礎のコンクリート保護をセットで考える必要があります。

どんなに高性能な塗料で外壁を雨水から守っても、お家の土台である基礎コンクリートにひび割れや、打設不良による不具合を放置していれば、そこから地面の湿気や雨水が容赦なく侵入します。

基礎のコンクリートは吸水性が高いため、一度内部に水が染み込むと毛細管現象によって吸い上げられ、やがては土台の木材を腐らせたり、鉄筋のサビを引き起こしたりします。つまり、上部と下部の両方から徹底的な防水シールドを施さなければ、住まいの資産価値を守ることは困難です。

業界の不都合な真実として、外壁塗装の専門業者はコンクリートの構造改修に暗く、逆に基礎補修の専門業者は外壁の防水に立ち入らないという縦割りの弊害があります。しかし、お家を長持ちさせるためには、建物の外装防水と足元の構造補強を切り離さず、一連の「住まいの防水バリア」として連動させることが最も確実なアプローチです。

足場がある同じタイミングでベタ基礎の立ち上がりから土間まで一括保護する強み

住宅のメンテナンスにおいて、最もコストパフォーマンスを高める秘訣は「足場を有効活用する」という点にあります。外壁塗装の際に組み立てる足場があるタイミングだからこそ、普段は見えにくい基礎の隅々まで精緻な調査と完璧な施工が一気に行えます。

ベタ基礎の立ち上がり部分に発生した軽微なひび割れや、型枠を外した際に見つかった砂利の露出箇所は、外壁塗装と同時に基礎専用の弾性保護塗料で一括コーティングするのがベストです。

足場があることで、職人は安全かつ正確に高い位置から低い土間コンクリートの取り合い部分まで、死角なく目で見て、手で触って施工を進めることができます。

外壁塗装と基礎の同時施工におけるプロセスと効果の違いをまとめました。

施工のタイミング メリット デメリット 生涯コストへの影響
外壁塗装と同時に一括施工 調査の死角がなくなり、基礎から外壁までの防水境界を完全に連続させられる。 初期費用は塗装単体よりわずかに上がる。 足場代の重複がなくなり、将来の補修回数を減らせるため大幅に節約可能。
個別にバラバラで施工 各専門業者に直接依頼するため、一見すると分かりやすい。 基礎補修時に再度足場が必要になるケースがあり、工期も2倍かかる。 足場代や諸経費がその都度発生し、長期的な出費が膨らむ。

このように、一括で保護することで、コンクリートの中性化を防ぐバリアを家全体に隙間なく張り巡らせることができます。

外部委託の中間マージンをカットして自社一貫で最長10年の施工保証を実現できる理由

多くのハウスメーカーや総合リフォーム店に相談すると、実際の施工は下請けの塗装店や左官屋に丸投げされ、そこには30パーセントから50パーセントの中間マージンが上乗せされているのが現場のリアルです。

私たちは、最初の現地調査から、施工、そしてアフターフォローに至るすべての工程を自社の職人だけで完結させています。下請け業者への丸投げが発生しないため、浮いたコストをすべて「高品質な材料の選定」と「丁寧な作業時間」に100パーセント還元することが可能です。

さらに、自社一貫体制だからこそ、施工の全責任を曖昧にせず、最長10年の長期施工保証書を自信を持ってお渡しできます。万が一、施工後に気になる点が発生した場合でも、たらい回しにすることなく技術者が迅速に駆けつけます。

お財布に余計な負担をかけず、本当に大切な我が家の基礎と外壁を一生モノの強度で守り抜くために、職人の顔が見える直接施工の安心感をお約束いたします。

横浜の過酷な傾斜地と湿気から我が家を守るために匠美が提案する強固な基礎保護プラン

坂道や高低差の大きい横浜エリアの地盤ストレスに耐え抜く基礎の長寿命化対策

横浜の街並みは美しい坂道や高台が多い一方で、住宅の足元である土台には全国平均と比べても非常に過酷な負荷がかかっています。高低差のある土地では、土留めや擁壁に囲まれた湿気が床下に滞留しやすく、傾斜地特有の不同沈下や地盤の微小な動きが日常的なストレスとしてコンクリートに伝わり続けます。

もし基礎のジャンカ補修を中途半端な化粧モルタルだけで済ませてしまうと、そのわずかな隙間から横浜特有の湿気や雨水が容赦なく侵入します。内部で鉄筋の錆びが進行し、コンクリートが内側から破壊される爆裂現象が起きれば、せっかくのマイホームの耐震等級や寿命は一気に縮んでしまいます。

坂道や湿気の多い環境に耐え抜くためには、新築時の施工不良を完全にリセットし、経年劣化を跳ね返すための基礎コンクリート専用の強力な保護塗装が必要です。ただ穴を埋めるだけでなく、地盤ストレスに負けない強靭な「傘」を基礎全体に被せるイメージで対策を施すことが、横浜で家を長持ちさせる絶対条件です。

横浜の環境特性と基礎への影響を以下にまとめました。

横浜の立地特性 基礎コンクリートへの具体的なリスク 匠美が推奨する本質的な解決策
急な坂道や高低差 不均等な土圧によるコンクリートの微細なひび割れ 脆弱部を完全に除去した高密度ポリマーセメント補修
床下に溜まる高湿度 中性化の急速な進行と内部鉄筋の早期腐食(爆裂) 吸水調整プライマー処理と基礎専用の多機能防水塗装
激しい寒暖差や風雨 表面の化粧モルタルの浮きや剥がれ、破断 サンダーとカッターによる確実な縁切りと断面修復

一級塗装技能士が現場の施工プロセスをLINEで見える化する安心の進捗報告システム

「基礎のジャンカ補修を業者にお願いしたけれど、本当に見えない裏側まで削って錆び止めを塗ってくれたのだろうか」

このような不安を抱えるお施主様は少なくありません。実際、下地処理や鉄筋のケレン作業は、一度上からモルタルを塗ってしまえば外側からは一切確認できなくなるブラックボックスな工程です。

そこで株式会社匠美では、国家資格である一級塗装技能士をはじめとする自社のお抱え職人が、施工のすべてのステップを写真と動画で細かく記録しています。

職人が作業の手を止めて記録したリアルな施工プロセスは、毎日お客様のLINEへと直接お届けします。

  1. 崩れやすいジャンカ部分をハンマーやカッターで削り落とした「斫り(はつり)後」の様子
  2. 露出した鉄筋の錆びを削り落とし、強力な防錆プライマーを裏側まで塗り込んだ状態
  3. 水分の吸い取りによる硬化不良を防ぐ吸水調整剤の塗布風景
  4. ポリマーセメントモルタルを隙間なくコテで押し込んでいる最中の様子
  5. 補修が完了し、本来の強度が発現するまでの適切な養生期間の管理

口頭での「綺麗に直しておきました」という報告ではなく、確かなエビデンスを可視化してお届けすることで、大切な住まいの安全性が完全に守られたことをいつでも、どこからでもご確認いただけます。

スマホで写真を送るだけで今すぐ直すべき危険度をプロが診断するLINE無料アドバイス窓口

新築の引き渡し前に見つけてしまった基礎のボコボコした穴や、築年数が経って現れたコンクリートの剥がれを見て、一人で不安を抱え込んでいませんか。

「ハウスメーカーの担当者に『これくらい普通です』と言われたけれど信じられない」
「DIYで直せるレベルなのか、今すぐプロを呼ぶべき重篤な状態なのかわからない」

このような時は、スマホで撮影した写真を匠美の公式LINEへそのままお送りください。現場で数多くの住まいを救ってきた専門家が、送っていただいた画像をもとに、現在の危険度や推奨される是正方法を無料で診断いたします。

無理な営業や押し売りは一切いたしません。まずはご我が家の足元が健康な状態にあるのか、それとも黄色信号が灯っているのかを正しく知ることが第一歩です。どうぞお気軽にご相談いただき、大切な我が家を長く、強く守り続けるための安心材料としてお役立てください。

著者紹介

著者 – 匠美

日々、横浜市を中心とした現場で戸建ての点検を行っていると、外壁塗装のご相談時に「新築時の基礎の補修跡がポロポロと剥がれてきた」「基礎のボコボコした部分にひびが入っている」というご相談をよくいただきます。実は、累計施工数3,000件以上の現場を見てきた中で、基礎のジャンカと呼ばれる打設不良に対し、脆弱な部分を削らずに上からモルタルを薄く塗って隠すだけのお化粧工事を施され、年月が経ってから内部の鉄筋サビや爆裂を招いている事例を目にしてきました。

特に坂道や傾斜地が多く、地盤や湿気の負荷がかかりやすい横浜エリアにおいて、お家の足元である基礎の劣化は住まい全体の寿命に直結します。手抜き工事に騙されず、お住まいの基礎が本当に正しい手順で補修されているかをご自身で判断できるよう、プロが現場で行う一切妥協のない断面修復の手順や適正相場、見抜くための管理ポイントを包み隠さず書き下ろしました。

匠美のご紹介

横浜市

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1

塗装実績!

株式会社匠美は、横浜市を中心に
神奈川県全域でリフォーム・リノベーション工事を行っております。
知識豊富な弊社担当が、ご依頼から施工完了までスピーディにご対応いたします!
お客様には即日対応・無料見積りで、
安心してご納得いただける提案力が「匠美(たくみ)」の特徴です。

※ 無機塗料使用実績

累計施工数

3,000

横浜市の塗装実績

No. 1

一級塗装技能士

多数在籍

検索エンジン口コミ評価

4.8

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横浜・神奈川、東京エリアでの
安心・安全な施工&塗装実績!

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