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2026.06.24

地震の揺れによって大切な我が家の外壁に剥がれやひび割れが発生した際、加入している地震保険を活用して自己負担を最小限に抑えたいと考えるのは当然です。結論から申し上げますと、地震が原因で生じた外壁の剥がれは、建物の主要構造部における一部損以上の損害認定などの条件を満たすことで、地震保険の補償対象となります。しかし、単に申請を行うだけでは、保険会社の鑑定人に経年劣化と判定されて却下されるリスクが極めて高いのが実情です。
火災保険単体では補償されない地震被害を確実に申請するには、被災から3年以内という期限を守るだけでなく、鑑定人の現地調査を突破する客観的な証拠が欠かせません。良かれと思って自分で施した応急処置のコーキングが原因で、せっかくの申請が却下されるという最悪の落とし穴も存在します。
本記事では、損害認定の基準となる一部損の壁を突破するためのクラックスケールを用いた写真の撮り方や、モルタルの内部浮きを証明する打音検査の重要性をプロの視点で徹底解説します。さらに、手数料で修繕予算を圧迫する悪質な保険請求サポート業者のリスクを暴き、一級塗装技能士を擁する優良な塗装会社へ直接調査を依頼するメリットを提示します。この記事を読むことで、損をしない確実な補修工事への最短ルートが手に入ります。

巨大な揺れに見舞われた後、ふと我が家を見上げて青ざめる瞬間があります。外壁の大きな剥がれや、これまでなかった不気味なひび割れを見つけてしまったときです。
「これを直すのに一体いくらかかるのだろう」と、目の前が暗くなるような不安に襲われるオーナー様は少なくありません。
結論から申し上げますと、地震の揺れが原因で発生した外壁の剥がれやひび割れは、加入している地震保険の補償対象になる可能性が極めて高いです。
ただし、どのような状態でも自動的に保険金が支払われるわけではありません。そこには知っておくべき厳しいルールと、申請のステップが存在します。
まず多くの方が誤解しがちなのが、通常の火災保険との関係性です。
「火災保険に入っているから、災害による外壁の壊れは全部カバーできるはず」と思っていませんか。実は、どれだけ手厚い火災保険に加入していても、地震や噴火、これらによって引き起こされた津波による被害は、火災保険単体では一切補償されません。
以下に、火災保険と地震保険の決定的な違いを整理しました。
| 区分 | 火災保険 | 地震保険 |
|---|---|---|
| 主な補償原因 | 火災、落雷、風災(台風など)、水災、雪災 | 地震の揺れ、地震による火災、液状化、津波 |
| 外壁被害の扱い | 台風で飛来物が当たり剥がれた場合は対象 | 地震の揺れで外壁が剥離・ひび割れした場合は対象 |
| 単独加入の可否 | 単独で加入可能 | 火災保険とセットでのみ加入可能(原則) |
このように、地震による外壁のトラブルを解決するためには、火災保険に付帯する形で契約している地震保険の適用が必須となります。
仮に地震によって火災が発生し、その熱や炎で外壁が剥がれ落ちてしまった場合でも、支払われるのは火災保険ではなく地震保険からとなります。この原則を頭に入れておくことが、確実な生活再建への第一歩です。
地震保険の審査において、最も重要視されるのが「どこの部分が壊れたか」という点です。地震保険は、建物が安全に自立し、住人を守るための骨組みに致命的なダメージがないかを判定する仕組みになっています。
この判定において、外壁は「主要構造部」という極めて重要なカテゴリーに分類されます。
主要構造部とは、具体的に以下の場所を指します。
門扉や塀、あるいは敷地内の物置といった「主要構造部ではない場所」にひび割れが生じても、地震保険の査定対象には含まれません。
しかし、外壁は雨風から家全体を守る防護壁であり、建物全体の強度を支える主要な要素です。そのため、外壁の剥がれや広範囲に及ぶひび割れは、住まい全体の耐震性や防水性に直結する重大な被害として、保険会社側の鑑定人による調査でも非常に重く受け止められます。
地震によって大切な外壁に被害を受けた際、絶対に忘れてはならないのが申請の有効期限です。保険法において、保険金請求権の消滅時効は「災害が発生した時から3年以内」と厳格に定められています。
「まだ生活が落ち着かないから」「春になってからゆっくり業者に見てもらおう」と先延ばしにしているうちに、あっという間に月日は流れてしまいます。
被災から時間が経過することの最大のデメリットは、期限切れだけではありません。時間の経過とともに「その剥がれやひび割れが、本当に地震によって起きたものなのか、それとも単なる経年劣化によるものなのか」の区別がつかなくなってしまう点にあります。
地震直後の新鮮な破断面が雨風に晒され、汚れて風化してしまうと、鑑定人に「地震前からあった古い劣化」と判定されるリスクが跳ね上がります。
被害に気づいたら、何よりもまず現状を記録し、速やかに専門家のアドバイスを受けながら申請手続きへと動き出すことが、自己負担を極限まで抑えて大切な我が家を修復するための絶対条件です。
大地震のあとに家の外壁を見上げて、パラパラと剥がれ落ちたモルタルや、クッキリと入ったひび割れにため息をついていませんか。高額な補修費用を前にして、加入している地震保険でなんとかカバーしたいと考えるのは当然のことです。
しかし、地震保険は火災保険のように損害額がそのまま支払われる仕組みではありません。建物の主要構造部が受けたダメージが、あらかじめ定められた基準ラインを超えているかどうかがすべての分かれ道となります。その最初のハードルとなるのが一部損という壁です。
地震保険における建物の損害区分は、全損、大半損、小半損、そして一部損の4段階に分かれています。外壁の剥がれやひび割れで保険金を請求する場合、もっとも現実的な着地点となるのが一部損です。
この一部損と判定されるための絶対条件が、建物の時価の3パーセント以上、20パーセント未満の損害です。ここでいう3パーセントとは、外壁の補修にかかる工事見積額のことではありません。あくまで保険会社が定める独自の算定基準において、主要構造部にどれだけの割合の被害が出ているかで機械的に判断されます。
木造住宅の外壁における一部損の具体的な目安を分かりやすく整理しました。
これらを満たすことで、ようやく時価の5パーセント相当額という保険金を手にする権利が得られます。
外壁だけのひび割れをパッと見ただけでは、3パーセントの基準に届かないかもしれないと諦めてしまう方が非常に多いです。ここに、一般の方が見落としがちな大きな落とし穴があります。
地震保険の建物査定は、外壁単体だけで評価するわけではありません。同じ主要構造部である基礎や屋根、さらには室内の壁(内壁)に発生したひび割れもすべて合算して被害割合を算出するルールになっています。
| 査定対象となる主要構造部 | 具体的なチェック箇所と被害の例 |
|---|---|
| 外壁 | サイディングのひび割れ、モルタルの剥がれ、外壁材のズレ |
| 基礎 | コンクリート基礎のひび割れ(クラック)、欠損 |
| 屋根 | 瓦のズレや割れ、スレート板の破損や脱落 |
| 内壁 | クロスの破れを伴う石膏ボードのひび割れ、土壁の剥がれ |
外壁の剥がれがわずかであっても、床下に潜って基礎を確認したところ深い亀裂が見つかったり、2階の部屋の壁紙が裂けて下地のボードが割れていたりすれば、それらの合算によって一部損の基準をクリアできるケースが多々あります。住まい全体を視野に入れて被害を漏れなく拾い上げることが、自己負担を極限まで抑えるための鉄則です。
申請を行うと、保険会社から委託された損害保険鑑定人が現地調査にやってきます。彼らは年間で何百件もの現場を見ている住まいの目利きであり、その目は非常にシビアです。現地で特に厳しくチェックされるのは、その被害が本当に地震によるものなのか、それとも震災前からあった経年劣化なのかという因果関係です。
鑑定人は、ひび割れの内部に溜まった汚れの度合いや、破断面の新しさを徹底的に観察します。
素人目にはすべて同じひび割れに見えても、プロの鑑定人の目はごまかせません。だからこそ、こちらの主張を裏付ける客観的な証拠と、劣化ではなく地震被害であるという明確な根拠を揃えて調査に臨む必要があります。
地震の後に我が家の外壁を見上げて、パラパラと剥がれ落ちた部分やひび割れを見つけると、一刻も早く補修しなければと焦ってしまいます。特に雨漏りのリスクが頭をよぎると、ホームセンターに走りたくなる気持ちもよく分かります。しかし、良かれと思って行うその応急処置が、実は地震保険の申請において致命的な不利益をもたらす最大の落とし穴になります。
プロの施工現場でも、ご自身で手を加えてしまったがために損害認定を却下され、泣き寝入りせざるを得なくなったオーナー様を何度も見てきました。なぜ先走って直してはいけないのか、その真実を技術的な観点から紐解きます。
最もやってはいけないDIYが、剥がれた部分やクラック(ひび割れ)に市販のシリコンコーキングをベタベタと充填してしまう行為です。
保険会社から派遣される鑑定人は、現場調査の際に「その破損が本当に今回の地震によるものか」を厳格に鑑定します。地震による新しい破損の断面は、塵やホコリが入り込んでおらず、コンクリートやモルタルの新しい砂粒が露出した新鮮な状態を保っています。
しかし、隙間をコーキングで埋めてしまうと、鑑定人はその新鮮な破断面を物理的に確認できなくなります。結果として「地震発生前からあった経年劣化を隠すための補修ではないか」と疑われ、審査基準を満たさずに一発で却下される最悪のシナリオを招くのです。
さらに、一度シリコンコーキングを塗布してしまうと、いざ本番の塗装や修繕工事を行う際に、塗料を強力に弾いてしまうため、そのすべてを削り取る余計な手間と工賃が発生し、手残りの資金をさらに減らす原因になります。
地震保険の損害認定をスムーズに突破するためには、こちらが「客観的な証拠」を握っておく必要があります。そのために欠かせない道具が、ひび割れの幅を正確に測定できるクラックスケールです。
ただスマートフォンのカメラで壁をアップにして撮影するだけでは、そのひび割れが建物のどの場所にあり、どれほどの規模なのかが鑑定人に伝わりません。正しい撮影手順を整理しましたので、申請前に必ず実行してください。
画像撮影の3ステップ
この3段階の撮影データが揃って初めて、鑑定人は現地調査を行う前に「確実な地震被害である」という前提を持って書類審査を進めることができます。
それでも、次の雨が降るまでに何も対策をしないのは不安だという場合は、外観の破断面を汚さず、後から綺麗に剥がせるプロ仕様の防水テープ(ブチルテープや弱粘着の養生シート)を使用した一時的な雨よけに留めてください。
補修方法の比較
| 応急処置の方法 | 鑑定人への影響 | 後の本工事への影響 | 推奨度 |
|---|---|---|---|
| シリコンコーキングの充填 | 新鮮な破断面が消え却下リスク極大 | 塗料を弾くため撤去費用が発生 | 最悪(絶対NG) |
| クラックスケール撮影+防水テープ | 破断面を汚さず剥がせるため認定可能 | テープを剥がすだけで即工事可能 | 推奨(プロの選択) |
| 何もしないで放置する | 被害状況は最も伝わるが雨漏りリスクあり | 内部結露や木部腐食が進行する恐れ | 危険(天候次第) |
防水テープを貼る際は、ひび割れの内部に直接糊がべったりと残らないよう、あらかじめ被害状況の写真撮影を完璧に終えた上で、割れ目をまたぐように優しく貼り付けます。これにより、建物の構造を雨水から保護しつつ、保険の鑑定時にはテープを剥がしてありのままの新鮮な被害状況を証明することが可能になります。大切なマイホームを守り、正当な補償を受け取るためにも、焦ってご自身で塗り固める補修だけは絶対に避けてください。
地震の後に外壁の傷みを見つけて保険の申請を考えても、保険会社から派遣される鑑定人に経年劣化によるものと片付けられてしまうケースは少なくありません。彼らは数多くの建物を見てきた査定のプロですが、こちらが科学的で客観的な証拠を示すことができれば、正当な地震被害としての判定を勝ち取ることができます。
鑑定人が現地調査でどこに目を光らせているのか、そしてそれを覆すために私たちがどのような準備をすべきなのか、現場のリアルな実態をもとに解説します。
鑑定人が最も重視するのは、ひび割れや剥がれた部分の破断面が新しいか古いかという点です。地震による突発的な力で発生したクラックは、割れたばかりの新鮮な建材の断面が露出しています。これに対して、何年も前から存在していたひび割れは、雨水や排気ガス、空気中のホコリに晒され続けているため、断面が黒ずんでいたり溝の内部に苔が発生していたりします。
鑑定人が鋭くチェックするポイントと、私たちが対抗するために用意すべき証拠資料を整理しました。
| 判定項目 | 経年劣化とみなされる特徴 | 地震被害と立証できる客観的証拠 |
|---|---|---|
| 破断面の色の濃さ | 割れ目の内部が黒ずんでいる、泥やホコリが堆積している | 断面が白く新しい、コンクリートやモルタルの素地が露出している |
| 苔やカビの有無 | ひび割れの内部や周辺に緑色の苔やカビが繁殖している | 割れ目がシャープで、内部に生物的な汚れが一切付着していない |
| 過去の写真との比較 | 震災前の写真にすでに同様の線が写り込んでいる | 地震以前に撮影された家族写真やGoogleストリートビューでの健全な状態 |
もし、あわてて自分でシリコンなどのコーキング材を溝に詰め込んでDIY補修をしてしまうと、せっかくの新鮮な破断面がすべて隠れてしまいます。鑑定人に古い傷だと決めつけられる原因になりますので、調査が終わるまでは破断面に余計な手を加えないことが鉄則です。
日本の木造住宅に多いモルタル仕上げの外壁は、地震の激しい揺れによって、目に見えるひび割れだけでなく、仕上げ材が下地から完全に剥がれて浮き上がってしまう現象が起こります。これをモルタルの内部浮きと呼びますが、表面上はただの軽微なひび割れにしか見えないため、素人目の目視調査だけでは見落とされがちです。
ここで威力を発揮するのが、専門業者が行うテストハンマーを用いた打音検査です。
外壁の表面を金属製のハンマーで軽く滑らせるように叩くと、正常に密着している部分は固く高い音が響くのに対し、内部が剥離して浮いている部分はポコポコと濁った軽い音が響きます。この打音検査によって、目視では数センチメートルにしか見えなかったひび割れの奥で、実は数平米にわたって外壁材が剥離している事実を証明できます。
このような目に見えない隠れた損壊平米数を図面にプロットし、鑑定人に提示することで、一部損などの認定基準を確実にクリアする道が開けます。
サイディング外壁の場合、地震の揺れによって板と板を繋いでいるシーリング(目地材)がちぎれたり、外壁材そのものが浮き上がって反り返ったりします。特に軽量鉄骨造の住宅などは、地震の揺れをいなすために建物全体が大きくしなる設計になっているため、外壁を固定しているビスや釘に強烈な負荷がかかり、内部でビスが破断して外壁がずり落ちる危険な状態になることも珍しくありません。
こうした被害を漏れなく申請するためには、以下のポイントを徹底的に確認する必要があります。
これらの被害は、地震の揺れが建物の歪みとなって現れた紛れもない証拠です。
建物の歪みは、外壁だけでなく、基礎のひび割れや、室内のクロス(壁紙)に生じた亀裂とも連動しています。外壁の剥がれだけで基準に届かない場合でも、基礎や内壁のひび割れ箇所を合算して計算することで、保険適用の壁を突破することが十分に可能です。プロの目による厳密な診断を受け、すべての被害箇所を網羅した詳細な調査報告書を作成してもらうことが、手出しの費用を抑えて我が家を守るための最善策となります。
地震によって自宅の外壁に剥がれやひび割れが見つかると、一刻も早く直したい焦りから、ネットで見つけた「自己負担ゼロで申請をサポートします」という魅力的な謳い文句に飛びついてしまいがちです。しかし、ここには業界内で非常に問題視されている大きな落とし穴が潜んでいます。
こうしたサービスの多くは、工事を行わない申請コンサルタントと呼ばれる専門の代行業者です。彼らは保険金が振り込まれた瞬間に、サポート報酬として受け取った保険金の30パーセントから、ひどいケースでは50パーセント近くもの高額な手数料を請求してきます。
彼らは申請書類の書き方や写真の撮り方をアドバイスするだけで、実際の外壁補修工事には一切関与しません。契約書に小さく書かれた高額な違約金条項に気づかず、途中で解約しようとしても「申請額の数割を違約金として支払え」と脅されるトラブルが全国の消費生活センターに数多く寄せられています。
実際に発生している手数料の引かれ方のイメージを比較してみましょう。
| 項目 | 申請コンサルタント経由 | 施工専門業者へ直接依頼 |
|---|---|---|
| 保険金決定額 | 100万円 | 100万円 |
| コンサル手数料 | 33万円(33パーセント) | 0円 |
| 補修工事に回せる予算 | 67万円 | 100万円 |
| 工事の品質 | 予算不足で応急処置のみ | 本格的な防水・外壁塗装 |
保険金から多額の手数料を差し引かれると、お施主様の手元に残る修繕費用は大幅に減ってしまいます。本来であれば、外壁の剥がれを根本から補修し、次の地震や台風に備えるための強固な防水塗装を施すはずだった予算が、コンサルタントの懐へと消えていくのです。
手残りの資金が少なくなった結果、本来必要な足場代や丁寧な下地処理、高機能な塗料を使用した外壁塗装などの工事費用が賄えなくなります。その予算で引き受けてくれる格安の業者を無理に探すか、目立つ剥がれ部分だけをコーキングで塞ぐといったその場しのぎの応急処置で済ませるしかなくなります。これでは建物の寿命を縮めてしまい、本末転倒と言わざるを得ません。
地震による建物の揺れは、目に見える剥がれだけでなく、外壁材の内側にある下地や防水シートにも深刻なダメージを与えています。確実な施工を行うためには、十分な修繕予算を確保することが何よりも重要なのです。
この手数料トラブルを完全に回避する唯一の正解は、最初から自社で直接施工を行う、建設業許可を持った地元の登録塗装業者に現地調査を依頼することです。
工事を行うプロの施工会社であれば、保険金の申請に必要な被災写真の撮影や、クラックスケールを用いた精緻な診断書、工事見積書の作成までを、将来の施工を前提として実質無料で行ってくれます。もちろん、申請代行手数料といった不透明な費用は1円も発生しません。
認定された保険金は100パーセントそのまま外壁の補修や塗装工事の予算に充てられるため、建物の耐久性を維持するための高品質な修繕が実現します。
直接施工を行う優良な塗装業者を選ぶメリットは以下の通りです。
工事能力を持たない仲介業者に頼るのではなく、建物を守る技術を持ったプロの職人集団に最初から相談することが、住まいを長く健康に保つための最も賢い選択肢です。

地震の揺れによって大切な住まいの外壁が剥がれてしまったとき、パニックになってすぐに補修業者を手配したくなる気持ちは痛いほどよく分かります。しかし、焦って行動すると、本来受け取れるはずだった地震保険の適用チャンスを自ら潰してしまうことになりかねません。手出しの費用を極限まで抑え、頑丈な外壁を取り戻すためには、踏むべき正しい手順が存在します。実際の被災現場で数多くの住まいを救ってきたプロの視点から、確実に損害認定を勝ち取るための実践的な3つのステップを詳しく解説します。
地震が収まった後、安全を十分に確認した上で最初に行っていただきたいのが、スマートフォンによる被害状況の撮影です。鑑定人が現地調査に訪れる際、最も重視するのは地震直後のリアルな被害状況です。時間が経過して雨風にさらされたり、焦って応急処置を施してしまったりすると、地震の揺れによる新鮮な破損なのか、それとも以前からの経年劣化なのかの区別が非常に難しくなってしまいます。
撮影の際は、ただ闇雲にシャッターを切るのではなく、鑑定人を一発で納得させるための専門的な撮影テクニックが必要です。
特に有効なのが、100円ショップなどでも手に入るクラックスケール(隙間の幅を測る定規)をひび割れに当てて撮影することです。これがあるだけで、損害の規模が客観的な数値として証明され、書類審査や現地調査のスピードが劇的に向上します。ご自身の手が届かない高所や屋根に近い部分の剥落については、決して無理をして登ろうとせず、次のステップである専門業者による調査に委ねるようにしてください。
写真撮影を終えたら、次は信頼できる専門業者への現地調査依頼です。ここで極めて重要なのは、工事を一切行わない「保険申請コンサルタント」ではなく、一級塗装技能士などの国家資格を持ったプロが在籍し、実際の補修工事を直接手掛ける施工会社に依頼することです。
実は、保険金請求のサポートだけを行う悪質なコンサルタントに依頼してしまい、受け取った保険金の30パーセント以上を手数料として搾取されるトラブルが後を絶ちません。これでは、手元に残るお金が大幅に減ってしまい、肝心の外壁塗装や修繕工事の予算が足りなくなるという本末転倒な事態に陥ってしまいます。最初から修繕を行う技術力のある登録塗装業者に直接調査を依頼すれば、無駄な中間マージンは一切発生しません。
国家資格を持つプロフェッショナルは、単なる目視調査だけでなく、専用の道具を用いた精密な検査を行います。
| 調査方法 | 検査の具体的な内容 | 保険申請におけるメリット |
|---|---|---|
| 目視・スケール測定 | ひび割れの幅や剥がれ面積をミリ単位で計測 | 損害基準である一部損以上の客観的数値を立証できる |
| 打音検査 | テストハンマーで外壁を叩き、内部の空洞音を判別 | 目に見えないモルタル浮きや剥離を平米数に加算できる |
| 高所カメラ・ドローン | 2階以上の高所や下から見えない破断を撮影 | 素人では撮影不可能な死角の損壊を漏れなく申請できる |
特に、モルタルの内部浮きを打音検査で証明する技術は、プロの調査ならではの強みです。表面上は小さなひび割れに見えても、壁の内部で広範囲に剥離が進んでいることが証明されれば、認定される損害額が大きく変わるケースが多々あります。
保険会社による現地調査と審査を経て、無事に保険金の支給額が確定したら、いよいよ本格的な復旧工事の計画に移ります。ここで絶対に守るべき鉄則は、保険金が実際に口座に振り込まれてから、確定した金額の範囲内で最適な工事プランと見積書を施工会社に作成してもらうことです。
一部の不誠実な業者は、保険金の申請前から高額な工事契約を迫ることがありますが、これは大きなリスクを伴います。万が一、保険金が想定より少額だったり却下されたりした場合、多額の自己負担が発生してしまうからです。
優良な施工会社であれば、確定した保険金という限られた予算の中で、優先すべき防水補修や外壁塗装をどのように配分するか、徹底的に寄り添ってプランを練り上げてくれます。
このように、現状撮影から資格を持つプロによる精密調査、そして保険金確定後の柔軟なプランニングというステップを正しく踏むことこそが、自己負担を最小限に抑え、我が家の寿命を10年以上延ばす外壁復旧への唯一無二の近道なのです。
海からの湿った風が吹き込み、坂道が多いことで高台の建物が強い風雨にさらされやすい横浜エリア。この地域特有の過酷な気候は、住まいの外壁に想像以上のダメージを蓄積させています。さらに、突発的な地震の揺れが加わることで、外壁の剥がれやひび割れといった深刻なトラブルが一気に表面化するのです。
こうした厳しい環境下にある横浜の住まいを守り抜き、地震によって生じた外壁の傷跡を元通り以上に美しく、頑丈に復旧させるためには、地域の気候特性と建物の構造を熟知した専門家の力が欠かせません。私たち株式会社匠美は、地元横浜に深く根ざし、数多くの住まいを災害から守ってきた技術者集団として、お施主様の不安を確かな安心へと変える最適な外壁復旧アプローチをご提案いたします。
地震による揺れで外壁材が剥がれたり、深いクラックが生じたりした建物は、単に表面を綺麗に塗り替えるだけでは根本的な解決になりません。外壁の内部に雨水が侵入する経路を完全に遮断し、建物の構造体そのものを保護する高度な防水・修繕技術が求められます。
匠美には、国家資格である一級塗装技能士が多数在籍しており、さらに厳しい審査基準をクリアした建設業許可(塗装工事業)を取得しています。
一般的な塗装店や、工事を外部に丸投げするだけの保険申請サポート会社とは異なり、私たちは現場の状況を科学的な目線で徹底的に調査します。例えば、目視だけでは見落とされがちなモルタル壁の「内部の浮き」に対しては、テストハンマーを用いた丁寧な打音検査を実施し、どの範囲まで壁材が下地から剥離しているかを正確に特定します。
この精密な事前診断があるからこそ、地震の揺れによって生じた実質的な損害範囲を明確にし、お住まいの耐久性を最優先に考えた確実な防水・修繕工事を実現できるのです。
以下の表は、匠美が実践する専門的な技術修繕と、一般的な簡易補修における品質の違いをまとめたものです。
| 評価項目 | 匠美の一貫修繕工事 | 一般的な簡易補修(DIYや部分補修) |
|---|---|---|
| 施工品質の保証 | 一級塗装技能士による確実な施工 | 資格を持たない作業員による部分処置 |
| 内部の劣化調査 | 打音検査によるモルタル浮きの精密診断 | 目視による表面的なひび割れの確認のみ |
| 防水性の持続力 | 下地補修から行う多層防水塗装 | 隙間を埋めるだけの簡易シーリング充填 |
| 保険申請への対応 | クラックスケールを用いた精緻な証明資料作成 | 根拠の薄い簡易写真のみでの申請 |
外壁の復旧工事において最も大切なことは、工事が完了した瞬間ではなく、その先10年、20年と続くご家族の暮らしをいかに守り続けられるかという点にあります。特に地震による衝撃を受けた建物は、目に見えない微細な歪みが残っていることも多く、工事後の経過観察が極めて重要です。
匠美では、自分たちの施工品質に絶対の自信と責任を持っているからこそ、工事完了後も最長10年間の自社保証をお約束しています。
この保証期間中は、定期的なアフターフォローを通じて、施工箇所の状態はもちろん、建物全体に新たな異常が生じていないかをプロの目で厳しくチェックいたします。万が一、保証期間内に施工に起因する不具合が発生した場合には、無償で迅速に補修対応を行います。
「一度工事をしたら終わり」という無責任な関係ではなく、お施主様の生涯のパートナーとして、大切な資産である我が家を雨水や次の災害から守り抜く存在であり続けます。
外壁の補修や塗装工事が始まると、お施主様にとって「今日はどのような作業が行われたのか」「手抜き工事をされずに計画通り進んでいるか」といった不安や疑問が尽きないものです。特に日中はお仕事やお出かけで家を留守にされるご家庭の場合、その不安はさらに大きくなります。
そこで匠美では、お施主様のストレスや不安を極限まで解消するために、LINEを活用したリアルタイムな施工管理体制を導入しています。
お留守番をされているご家族や、遠方にお住まいのオーナー様であっても、まるで毎日現場に立ち会っているかのような透明性の高い工事進捗を共有いたします。このきめ細やかな情報開示と誠実な姿勢こそが、横浜の地でお施主様から選ばれ、深い信頼をいただいている理由です。
著者 – 匠美
私たちが日々現場に駆けつける中で、地震の後に「自分で良かれと思って施したコーキング処理」のせいで、本来受け取れるはずの保険申請が却下されてしまったお客様を見てきました。被災した直後は誰しもパニックになりがちですが、専門知識がない状態での応急処置や、申請代行業者による高額な手数料トラブルに巻き込まれ、大切な住まいを直す予算が足りなくなるという本末転倒な事態が多発しています。私たちは、一級塗装技能士が在籍する建設業許可業者として、経年劣化と地震被害の境界線を打音検査等で正確に見極める技術を持っています。現場のリアルな現状を知る立場だからこそ、悪質なコンサルタントに騙されず、正しい知識と客観的な証拠写真をもって適切な補修工事へと進んでほしいという強い願いから、この記事を執筆いたしました。

匠美のご紹介
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株式会社匠美は、横浜市を中心に
神奈川県全域でリフォーム・リノベーション工事を行っております。
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